575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

鮎食めば身のうちに鳴る鈴の音   遅足

2015年08月11日 | Weblog
暑さを逃れて滋賀県の朽木渓谷へ。
若狭から京へ鯖を運んだことから「鯖街道」と呼ばれています。
今も鯖鮓を売る店があちこちに。
花折峠にあるお店は若狭出身の先輩Tさんのお薦めの店。
しかし鯖は私には少し・・・なので、
目指すは、比良山荘の鮎料理。
小さな鮎が二匹。こんがりと焼きあがってきました。
頭から食べられます、とのこと・・・・
たしかに腸を抜かれていて食べやすい。
香ばしい。美味しかった。
道添いの部屋の下を、比良山系の水が勢いよく流れていました。

山荘の近くには、明王院という修験道の道場があり、
今も、年一回、断食や滝修行が行われているそうです。

            

応答の一日一句

  久々の墓参しばらく草むしり   孝

  細道の拡げられゐて墓参り    亜子

そういえば樹木葬など、お墓も様々に・・・
お墓の変貌、深く静かに進行中です。
コメント
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