575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

里芋の小鉢の照りでまず一杯  容子

2024年10月31日 | Weblog

お酒がお好きな容子さんならではのおいしそうな幸せな句です。居酒屋の突き出しの里芋で一杯。「小鉢の照り」がいいですね~。

能登さん:飲兵衛の私としては取らざるを得ない同感句。

晴代さん:小鉢の照りが美味しさをひきたてているようです。

泉さん:秋になると日本酒が美味しい。まして里芋の煮物との取り合わせは最高!

10月の句会では、亜子さんから、日本酒なら「まず一献」の方がいいのでは?というアドバイスがありました。

もう一句。とってもおいしそうな句。

   里芋とツナの炊き込みごはんかな  亜子

亜子さんがお勤めをされていた頃、今は亡き夫君が、夕ご飯を作って待っていてくれたそうです。帰宅すると、玄関のドアからおいしいそうな炊き込みご飯の香りがして来たことを詠まれました。

食べ物の思い出は幸せです。その香りが何年経っても色んな事を思い出させてくれます。私も以前、亜子さんのお宅に伺った時、ご主人様にとってもおいしいだしまき卵を作っていただいたことを懐かしく思い出しました。 ごちそうさまでした。

                    麗子

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (郁子)
2024-10-31 09:36:10
食べ物の句っていいですね。
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