今句会に一番遠方の千葉からいらした竹葉さんの秀句です。
こちらもたくさんの票が集まりました。
メール句会でおなじみの竹葉さんとはほとんどの方が初対面でしたが、旧知の間柄であったような和やかな会となり、とても楽しいひとときでした。
今回は出席叶わなかった方の選句コメントも届きました。
能登さん:しみじみとした予感。良い句ですね。
童子さん:こちらまで「あの声」が聞こえてきそう。切ない句ですがその人の声は作者の中にしっかりと生きているんですね
句座を囲んだメンバーからも「 」が効いていて味わいのある句だと絶賛でした。
(どうも亡くなった夫の句をつくると評判がいいようで・・ )
とおっしゃる竹葉さんですが、少し照れもあるのでしょうね。
夫よ見よ切り過ぎ梅の咲き誇り 竹葉
昨年四月にトップ賞となったこの句も印象に残っています。
何気ない日常のやりとりが、日を追うごとに鮮明になり、その繰り返しが亡き人の存在を不動のものにします。その方が永遠に生きるという証なのでしょうね。
今回の兼題「里芋」のために、里芋料理をずいぶんいただきました。
里芋やぬるねばもちりほくころん
オノマトペで遊んでみました。 郁子
一同ほろり。そこへ郁子さんがこれが「また芋か」では大変なことになるとおっしゃって大笑いでした。