575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

俳句は連想ゲーム     遅足

2015年08月12日 | Weblog
俳句の半分以上は、取り合わせの句です。
しかし、付きすぎて、季語の説明になったり、
離れすぎて、作者にしか意味が分からない句になったり。
結構、難しいものです。

NHK俳句が、この取り合わせの句の作り方を紹介していました。
季語から様々な言葉を連想する。連想ゲーム。
たとえば8月句会の題詠「片陰」

片陰→旧街道→峠→野の花

と少しづつ季語から離した言葉を連想していきます。

中仙道のとある宿場町。
旅人の渇きを癒すために山の水が桶に引かれ、
野の花が添えてあったのを思いだしました。

  片陰や野の花をおく山の水

良い句ではありませんが、一句できました。
みなさんも試してみて下さい。
えっ、もうやっている。失礼しました。


          

応答の一日一句

  たゆたうて空の鵜舟の広さかな   孝

  肩寄せて夜更けの鵜舟見ておりぬ  亜子




コメント
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