- 紫陽花や色集まりて花手水 (須美) 麗子 郁子 結宇 遅足 佐保子 泉 健太
- 無人駅客われ一人手毬花 (等) 郁子 千香子 泉
- 紫陽花や揺れる心の昨日今日 (亜子) 竹葉 等 晴代 千香子 遅足 泉
- 紫陽花や群青の水丸くだき (晴代) 麗子 能登 須美
- 紫陽花や雨滴に弾む青と青 (竹葉) 郁子 健太
- 紫陽花の青に頑固な気配あり (遅足)
- 色あせぬ青あじさいの絵を飾る (健太) 麗子 能登
- 静寂ごと白磁に生ける額紫陽花 (郁子) 竹葉 等 能登 結宇 晴代 千香子 須美 亜子
- 紫陽花や藤井五冠の巻き返し (麗子) 竹葉 佐保子
- 紫陽花の切り口を焼き活けし母 (佐保子) 亜子
- 托鉢僧うつむき加減あじさい花 (結宇) 等
- あじさいや性別欄に「その他」あり (千香子) 晴代 遅足 須美 亜子 健太
- 鮮やかに我もまねたい七変化 (泉)
- 紫陽花の水滴の内萬(よろず)棲む (能登) 結宇 佐保子
自由題
- 泪して白き紫陽花揺れ止まぬ (等) 遅足
- 青と黒空半分の走り梅雨 (竹葉) 麗子 等 能登 結宇 千香子 泉
- 梅雨入りや全ての重み抱え込み (麗子) 等 郁子 結宇 佐保子 須美 健太
- あじさいいろとはみずいろのこと (遅足)
- 相生山四人で観たり姫蛍 (佐保子) 麗子 千香子 亜子 健太
- 山寺に絵馬の音のみ草むしり (結宇) 竹葉 晴代 泉
- きっかけは友の訃夏のクラス会(郁子) 能登 晴代 遅足
- ひまわりと平和行進青い空 (千香子) 竹葉 佐保子
- 捕らわれし兵の童顔梅雨寒し (亜子) 竹葉 能登 千香子 遅足 佐保子 須美
- 石の陰滴るキラリ苔青し (泉) 郁子 健太
- 樹々たちがよろこび謳う青嵐 (能登) 結宇 泉
- アマリリスモデル歩きの女子高生 (晴代) 麗子 等 須美 亜子
- 夏至近し夕餉の用意気が乗らず (須美) 郁子 晴代 亜子
トップ賞 兼題は 郁子
自由題は 竹葉 麗子 亜子 でした