575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

6月「紫陽花」結果発表!

2022年06月22日 | Weblog

 

  1. 紫陽花や色集まりて花手水 (須美) 麗子 郁子 結宇 遅足 佐保子 泉 健太
  2. 無人駅客われ一人手毬花  (等) 郁子 千香子 泉
  3. 紫陽花や揺れる心の昨日今日 (亜子) 竹葉 等 晴代 千香子 遅足 泉
  4. 紫陽花や群青の水丸くだき (晴代) 麗子 能登 須美
  5. 紫陽花や雨滴に弾む青と青 (竹葉) 郁子 健太
  6. 紫陽花の青に頑固な気配あり  (遅足)
  7. 色あせぬ青あじさいの絵を飾る  (健太) 麗子 能登
  8. 静寂ごと白磁に生ける額紫陽花 (郁子) 竹葉 等 能登 結宇 晴代 千香子 須美 亜子
  9. 紫陽花や藤井五冠の巻き返し (麗子) 竹葉 佐保子
  10. 紫陽花の切り口を焼き活けし母  (佐保子) 亜子
  11. 托鉢僧うつむき加減あじさい花 (結宇) 等
  12. あじさいや性別欄に「その他」あり (千香子) 晴代 遅足 須美 亜子 健太
  13. 鮮やかに我もまねたい七変化 (泉)
  14. 紫陽花の水滴の内萬(よろず)棲む (能登) 結宇 佐保子

 

自由題

  1. 泪して白き紫陽花揺れ止まぬ (等) 遅足
  2. 青と黒空半分の走り梅雨 (竹葉) 麗子 等 能登 結宇 千香子 泉
  3. 梅雨入りや全ての重み抱え込み (麗子) 等 郁子 結宇 佐保子 須美 健太
  4. あじさいいろとはみずいろのこと  (遅足)
  5. 相生山四人で観たり姫蛍   (佐保子) 麗子 千香子 亜子 健太
  6. 山寺に絵馬の音のみ草むしり (結宇) 竹葉 晴代 泉
  7. きっかけは友の訃夏のクラス会(郁子) 能登 晴代 遅足
  8. ひまわりと平和行進青い空 (千香子) 竹葉 佐保子
  9. 捕らわれし兵の童顔梅雨寒し (亜子) 竹葉 能登 千香子 遅足 佐保子 須美
  10. 石の陰滴るキラリ苔青し (泉) 郁子 健太
  11. 樹々たちがよろこび謳う青嵐 (能登) 結宇 泉
  12. アマリリスモデル歩きの女子高生 (晴代) 麗子 等 須美 亜子
  13. 夏至近し夕餉の用意気が乗らず (須美) 郁子 晴代 亜子

 

 トップ賞 兼題は 郁子

  自由題は 竹葉 麗子 亜子 でした

 

コメント
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