中山道の51番目の宿場町。鵜沼から約2里はなれた太田宿。美濃加茂市にあります。和宮様が京を離れて7日目にこの太田宿本陣に宿泊しておられます。現在は門しか残っていませんが十分中山道の雰囲気は味わえます。幕末には井伊直弼も宿泊。坪内逍遥の生誕地でもあります。(逍遥の父は尾張藩太田代官所に勤めていたそうです。)
写真は林家の脇本陣。明治15年に地方遊説の際、板垣退助がここに宿泊。次の日岐阜に赴き暴漢に襲われてしまったそうです。
多くの歴史上の人物も通った中山道。今は当時の面影を残しながらも現代のお店も混在しており、そんなところを訪れるのがなんだか楽しくなっています。麗子