ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

越乃小貝母連続発見!

2018-04-29 22:13:16 | 草木花
話を一昨日の話題に戻す。
ルリソウとニリンソウに会いに行った時のことだ。
完全に咲いているニリンソウはまったくなかったので残念だったという思いを抱いた後のことだった。
あれ?
ニリンソウのつぼみの近くに、咲き終わってしょぼくれた花を見つけた。

これって、ひょっとして…。
5年ぶりに見ているあの、越後特有の花か?
…と思った。
その後、周囲をよく見てみたら、あった!

今ちゃんと咲いているものを次々と見つけた。

それは、これ!

越乃小貝母。

前にここに書いたこともあるので、読める人もいるだろう。
「コシノコバイモ」と読む。
ある図鑑の解説の一部。
ユリ科。主に北陸地方の山地に生える高さ10~20cmの多年草。
名は、「小貝母(こばいも)」の意味で、根のうろこ状の球根(鱗茎)を貝にたとえたもの。

以前、国上山にカタクリの花等を見に行って初めて発見した、私にとって珍しい山野草だった。
それが、こんなところで見られるなんて。
しかも、1つや2つじゃない。

今までここを訪れた時は、気がつかなかった。
いつもニリンソウが咲く時期に来ていたのだが、この花に会ったことはなかった。
きっと花の咲く時期がずれていたのだろう。
それが、今年は雪が多く降ったので春の訪れが遅かったため、ニリンソウが咲いていずに、コシノコバイモが花盛りの時期だったのだろう。

国上山では、2,3株しか見つけたことがなかったが、ここではあちこちに次々と見つけることができた。

うれしかった。
珍しさではニリンソウの花をたくさん見るより、コシノコバイモの花にいくつも会えたことがはるかに貴重だった。

コメント
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