
昨夜、サッカーアルビレックス新潟のJ2優勝が決まった。
素直にうれしいが、前日東京ヴェルディに敗れていたので、今節での優勝はないと思っていたから、びっくりした。
なんと、優勝争いの対象である横浜FCがツェーゲン金沢に敗れてしまったのだ。
残り1試合、最終節を残してアルビの勝ち点は81。横浜FCは77のまま。
勝利による勝ち点は3だから、最終戦アルビ負け横浜勝ちでも、及ばない。
アルビレックス新潟、優勝おめでとう!
ところで、横浜FCに勝ったツェーゲン金沢の監督は柳下監督。
2012年に当時J1だったアルビが奇跡の残留を果たしたときの監督だった。
だからというわけではないだろうが、金沢はその前にも新潟に貢献するような勝利をあげている。
アルビがJ1昇格を決められたのは、その前日に金沢が3位岡山に勝って、勝ち点差を縮められなかったことが大きかった。
金沢よ、横浜FCに勝ってほしい。
そうすればアルビの優勝だ。
そう願ったが、さすがに柳の下に2匹目のドジョウはいないと思っていた。
だが、柳下監督だけに「柳(の)下に2回目のド勝」を実現してくれた。
ただ、その勝利は簡単なものではなかった。
3点はあげたものの、後半退場で1人少なくなってしまった。
残り時間はたくさんあったが、それでもリードを守りきり、勝利を手にした。
同様に、昼間の天皇杯決勝で、甲府は広島の猛攻に耐え、延長戦後のPK戦を制し、J2ながら初優勝を果たした。
どのチームも、どの選手も、試合をする以上は勝ちたいのだ。
だから、金沢にしても甲府にしても、劣勢の中で懸命に走り守る選手たちの姿は感動的であった。
サッカーでは何が起こるかわからない。
ジャイアントキリングも起こりうる。
だからこそ面白い。
ともかく、そんなことを見せてくれた金沢のおかげで、アルビレックス新潟J2優勝!
ヤンツーさん、金沢の選手の皆さん、ありがとう。
次は最終戦。
アルビの選手たちが、J2優勝のシャーレを掲げる姿を楽しみにスタジアムに出掛けることにしよう。
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