ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

チーム力で決めたJ1昇格 ~ホーム仙台戦~

2022-10-08 21:04:01 | アルビレックス新潟


勝った!
J1昇格決定だ!


宮沢ミシェルさんは、昨日のNHK新潟の特番で、この仙台戦、試合開始からの15分がカギだと言っていた。
だから、どうなるかと思っていたが、ほとんど新潟がボールを支配していた。
仙台とは、実力が違うよ。
今はそう言えるような、アルビレックス新潟の選手たちの動きだった。
チームとしての戦い方ができている。
ただ、決定的な場面に至るシーンが少なくはあった。
あと一歩だった。

前半、圧倒的にボールを保持してチャンスを作り、仙台のシュートを1本に抑えていたとはいえ、0-0で終わった。
これは、後半どうなるかわからないぞと思った。

だが、後半になっても流れは変わらなかった。
ただ、点が取れない時に、ひょんなことで相手に点が入るのは、今までたくさん見てきた。
そうならないといいが、と思っていた。
その懸念は、幸いにも裏切られた。
64分、77分、伊藤涼太郎が、連続してシュートを決めた。


いずれも、チームでゴール前に迫り、フィニッシャーが涼太郎だったということ。
チームみんなで喜び合う姿が、とても素晴らしかった。
アディショナルタイムでは、カウンターで相手ゴールに向かうと、ゲデスに丁寧なラストパスを送って、ダメ押しの1点を挙げたのも、チームの和だなあと思った。
3-0。
新潟の完勝だった。


新潟の今季いいのは、この「全員サッカー」だ。
得点を取るのも、守るのも、ピッチにいる選手だけでなく、控えの選手たちやベンチ入りしていない選手たちも、みな共有し合う。
チームとして信頼し合ってプレーしているから、次に何をするか、どうすればいいかが分かっている。
それで、得点は多くなり、失点は少なくなる。

試合後の公式スタッツを見ると、新潟のシュート21本、仙台のシュートわずか5本。
新潟のコーナーキック8本に、仙台のそれは、なんと0本。
そして、スコアは、新潟の3-0だ。

思えば、開幕戦は、仙台-新潟で、0-0だった。
それから、シーズン終了近くになってこんなに差がつく。
新潟が、シーズン中にいかに力をつけ、仙台とチーム力に差をつけたかということだ。


昇格を決めた後のセレモニーのキャプテン堀米にしても、


今日の試合のヒーローインタビューの伊藤涼太郎にしても、


少しうるっときた瞬間はあったようだ。
だが、2人とも、10月23日優勝することを目指しているから、気を緩めることなく戦うというメッセージを残した。

前十字靭帯の手術を終えた高木も、松葉杖をつきながら、姿を見せた。


試合後のパフォーマンスや場内1周時にも同行していたのは、安心できた。




あと2試合。
いずれも勝利して、J2優勝を手土産にして、来季はJ1で戦おう。



Ⅴisca Albirex !!


コメント
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