これ(↓)が今日の試合の告知画像だったのは、何かを暗示していたのだろうか?
コンサドーレにとって、「聖地」と呼ぶ厚別での試合。
彼らにとって絶対勝ちたい試合だっただろう。
だけど、私には、12年前の戦いで、田中亜土夢のゴールで1-0で勝った思い出のある競技場。
前半はほぼ互角で、やや押され気味ではあったが、むざむざ負ける気はしなかった。
後半早々、星からのパスでエリア深くから藤原が、ゴール前にグラウンダーのラストパス。
そこに走り込んだ鈴木が、相手DFより早くボールに触れ、先制ゴール!
ところが、新井が相手選手を後ろから倒すと、主審は、VARで一発レッドの退場宣告。
そんなに危険なプレーでもなかったのに、なぜ!?
ここから先が長かった。
ほとんど自陣に釘付け。
だけど、よく守った。
どの選手もよく集中し、はね返し続けた。
トーマス・デンと渡邊泰基のセンターバックの安定感と、右サイドの藤原の粘り強さは、特に光っていた。
そして、途中出場した長谷川巧の働きは秀逸であった。
一人で右サイドを駆け上がり、相手のペナルティエリア付近まで攻め入り、2度もフリーキックを獲得した。
それは、自陣ゴール前で、守り一辺倒になっていた試合の流れを変えるものだった。
彼のプレーからは、オレがやってやる!という強い思いがにじみ出ていた。
かくして、アルビは、ケガ人だらけ・中2日・アウェイ連戦・強い雨・1人退場…という厳しい境遇にあって、見事に1-0で勝利。
勝ち点3をゲットしたのであった。
退場処分を受け、苦しい状況を作ってしまった新井は、試合後周りの選手たちから胴上げされていた。
退場処分者が出ても勝った試合後の胴上げは、一昨年の本間至恩、去年の三戸に次いで3年連続3度目である。
新井は、チームに対する申し訳なさから泣いていたが、それをデンがなぐさめていた。
DAZNの画面に映し出されるそれらのシーンに、うるっときた。
アルビレックス新潟、いいチームだなあ。
来週水曜日、中3日での延長後半からの富山との再試合でも、きっと団結して勝利を手繰り寄せてくれることだろう。
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