ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

エンゼルスの驚異的な粘りと勝利にビックリ!

2023-07-16 22:37:15 | スポーツ

今日のスポーツの驚きは、MLBエンゼルスの粘りだった。

 

エンゼルス3―4アストロズという拮抗した試合は、7回に大きく動いた。

7回表の攻撃で、アストロズは5点を取って、9-3とエンゼルスを突き放した。

 

ここ12試合で1勝11敗のエンゼルスは、今日もまた勝ちに見放されたな、と思った。

まあ、7回裏には大谷に打順が回るから、それだけは見ることにしようかなんて思って、テレビ中継を見ていた。

すると、大谷の打順の前に2ランが出て9-5と4点差になった。

大谷も続け、と思ったが、三振。

だめだ、こりゃ。

そう思いながらもテレビをつけっ放しにしていたら、その後のバッターがヒットや2本のホームランを打ち、なんとこの回一挙6点を取って、9-9の同点に追いついた。

 

こりゃ、いけるかもしれないな、と思っていたら、簡単に点を取られるエンゼルス投手陣。

8回表にあっさり2ランを打たれてしまった。

おまけに、9回表にもエラーをきっかけに失点し、12-9と3点差がついてしまった。

 

9回裏に登板したアストロズの抑えの切り札は、ここしばらくヒットを打たれていないとのこと。

打順は、大谷からの攻撃だが、今日は4打数0安打3三振なので期待できないと思っていた。

 

しかし、大谷が左中間に33号ホームランを放った。

ここまでの不振が嘘のような一発。

でも、まだ2点差あるから、今日は負けるだろうけど高をくくっていた。

 

ところがどっこい、エンゼルスは、大谷の後の打者が3連打したのをきっかけに、なんと12-12の同点に追いついたのだ。

日頃淡白なエンゼルスにしては、信じられない粘り腰だった。

 

結局延長戦になって、互いに無死2塁からの攻撃で始まるタイブレーク制。

表のアストロズの攻撃を0点にしのいだエンゼルスは、期待の大谷が申告敬遠となって1死1,2塁となった。

次打者は、セカンドゴロ。

ああ、ダブルプレーだ~と思ったら、2塁からの送球が悪送球となり、エンゼルスの2塁ランナーが生還。

13-12のサヨナラ勝ちとなった。

 

いやあ、まさか6点差を同点に追いつくとは思わなかったし、9回にも3点取れるとは思わなかった。

だけど、わからないものだね。

 

やっぱり、選手たちが試合をあきらめなかったというのが、勝因でしょうね。

そして、9回まで先発メンバーで一人ノーヒットだった大谷がホームランを打ったことで、明らかにムードが変わった試合だった。

大谷の存在は、エンゼルスというチームで、間違いなく大きい影響力があるのだなあ。

ファンやチームの期待に応えて活躍するのだから、やっぱりすごいよ。

 

エンゼルスは、今日負けていたら、後半戦2連敗となり、一気に落ちていくところだった。

それを踏み止まったのは大きい。

けが人が多くても、たくさん点を取られても、まだ自分たちはやれる、自分たちには力がある、と思える試合になったのだから。

明日以降の、大谷とエンゼルスの活躍がさらに楽しみになったよ。

 

それにしても、エンゼルスのメンバー、バントうまくないねえ…。

コメント
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