ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

阪神タイガース、38年ぶりの日本一!!!

2023-11-05 22:17:18 | スポーツ

 今朝の「サンデー・モーニング」に出演していたゲストコメンテーターの落合博満氏のコメントがよかった。

 オリックスと阪神の勝敗予想を問われた落合氏は、

「俺は予想する主義じゃないから。野球は楽しく見ればいい」

とコメント。

同じくゲストの中畑清氏は、

「予想しようよ~。ファンは期待してるよ。」

とけしかけた。

でも、落合氏は、

「予想しない。オレは予想する主義じゃないから。野球は楽しく見ればいい。」

「予想したら失礼にあたる。一生懸命やっている両チームに。」

「どっちを応援というのはオレの主義に合わない。」

「勝ったチームは良かったね、負けたチームは残念だったねということ。」

と、こんなふうに説明していた。

そこに、すごく好感が持てた。

 

私は、阪神ファンだから、当然タイガース勝利を期待している。

でも、同様に、プロ同士の対戦なのだから、いい勝負を見たい、プロらしいいいプレーを見たい、という願いがある。

第6戦でも、山本に14三振を奪われたけれども、それなりにチャンスを作った阪神。

それをしのいだ山本、さすが沢村賞投手、日本一の投手だなと思ったのであった。

負けたのは非常に悔しかったけれど。

 

まあ、そんなことで、極力フラットな気分で(内心阪神を応援しながら)、今日の最終戦を見守っていた。

青柳は、期待に応える好投。

第2戦では1点も取れなかったオリックス・宮城投手から、4回に先制の3ランを打ったのは、伏兵ノイジーだった。

前日に山本から打っているとはいえ、まさかノイジーが2試合連続ホームランを打つとは思わなかった。

しかも3ランとは貴重だった。

この後の4回にも、リクエストで判定がくつがえった直後に3点を奪った阪神は、大量6-0とリードした。

 

青柳は、勝利投手にこそなれなかったが、4回2死までオリックス打線を0点に抑えたのは立派だった。

なお、落合氏は、阪神が今季不調の青柳先発について、

「パ・リーグには、アンダーハンドのピッチャーって、一人しかいない。オリックスはほとんど対戦していない。だから、そのメリットはあるんだろうと思う。」

と語っていた。

さすがだね、落合博満!

 

そんな落合氏の話から、あまり一喜一憂せずに見ていたつもりだったけど、やはり阪神を応援していただけに、勝って優勝したのはうれしかった。

選手を大切にする両監督の選手の起用法も、感心した。

山﨑や宇田川にもう一度チャンスを与えたオリックス中嶋監督。

前に打たれたままにせず、伊藤と桐敷にリベンジの機会を与えた岡田監督。

これが、厳しい中にも感じた温情だった。

最後の1死を岩崎に任せたのも、岡田監督のにくい演出だった。

 

38年ぶりの阪神日本一。

あの頃は中心選手だった岡田選手が、今は岡田監督として再び日本一となるなんて、すばらしい縁ですなあ。

 

おめでとう、阪神タイガース!

ありがとう、阪神タイガース!!

 

コメント (2)
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