紅葉シーズン真っ盛りなのだが、いつもの名所でも、今年は冷え込みが遅かったから、やっぱりあまり美しくない。
特に、赤さが足りないな。
関越道を走りながら、そう思った。
越後川口SAに立ち寄ると、去年の今ごろはきれいだったモミジ🍁の木は、やっぱり赤み不足。
高台からながめる景色も、あまり色づきの鮮やかさは感じなかった。
だけど、そこから秋を、そして冬近しを感じ始めた。
田んぼのひこばえに、黄葉が進んでいた。
改めて上を見ると、雲一つなく空が青い。
木々の隙間に差し込んだ陽射しに、やわらかさを感じた。
落葉が進みつつある木の枝越しに見える太陽も穏やかに見える。
まぶしさはありながら、強くない光に、冬が近いと思った。
向こうに見える「はなこ」(越後三山;写真右から八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳)の頂きには、うっすらと雪があるのが見てとれた。
紅葉は遅れたが、急速に冬がくることもあるかもしれないな。
油断せず過ごすことにしよう。
あー、それにしても、この時季の、秋の越後川口SA(上り)は、いい。
好きだなあ。