ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

コキアの半年

2023-11-18 21:52:20 | 草木花

5月に埼玉に行ったら、家の敷地にコキアが生え始めていた。

なんか前の年よりも、あちこちにうじゃうじゃ出てきたなあ…。

まあ、結構可愛い感じなので、抜かないでおくか。

…ということにした。

 

6月に行くと、さらにその数が増えていた。

前年に生えたコキアの種が落ちて、芽が出て育ってきたらしい。

でも、あった方が緑がきれいだし、もっこりした感じがいいじゃないか。

 

それが、7月に行くと、ちょっとした驚き。

かなり大きくなって、まるで車を進入禁止にするようになっていた。

特に手前の2つは、ふくらんできていた。

 

8月に行くと、さらに巨大化。

人が隠れることができるほどになっていて、びっくり。

手前片方は、桃太郎が誕生するかのように割れ始めていた。

他のコキアも大きくなってきて、車は敷地の入口にしか止められなくなっていたことに苦笑いした。

 

9月に行くと、大きかった方が真ん中からぱっくり割れて、中央部分が赤くなっていた。

少し赤みを帯びたものも出てきた。

大きかったのが割れてしまって残念だった。

全体に、少しずつ黄色味がかってきた。

成長も終わりの時期となったようだ。

 

10月に行くと、全体が赤みがかっていた。

赤みというより、ピンクがかっていて、きれいになっていた。

なんだか、髪を赤く染めたような感じがして、なんかコスプレを連想してしまった。

色はもっと深みを増してきれいになるだろうけれど、そこまで長く滞在しなかったので、見ることができなかった。

 

そして、今回の11月。

ピンクの髪が茶髪になったというか、人間なら高齢化したというか、そんなイメージだった。

枯れた味わいもあるのだが、このままにしておくと、手入れをせずに放置して荒れさせているように見えるので、抜くことにした。

 

…で、抜き終わった後は、ごらんのとおり、サッパリ!!

抜いたコキアたちは、細かく刻んで大袋で10個以上にもなった。

さらば、今年のコキア。

半年間、楽しませてもらったよ。

ありがとう。

 

コメント
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