ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

4年ぶりに飲み会に参加

2023-11-20 21:51:42 | 生き方

COVID-19感染症が5類感染症に移行されてから、いつの間にか半年たった。

私には、もうそれから半年たったのか、という思いよりも、まだ半年しかたっていないのか、という思いの方が強い。

あれほど感染禍にさらされて悩んでいたというのに、人間なんて勝手なもので、今はそれを完全に過去のものとしている。

かくいう私も、その勝手な人間の一人だなのだが。

 

昨日は、新潟まで行って、ある会に出てきた。

その会は、ある程度の礼儀は必要だが、気のおけない仲間の集まりと言ってもよいものだ。

ほとんど同年代の者たちが集った会は、当然のごとく、懇親会付きであった。

この4年間というもの、この会に限らず、私は、飲み会には出たことがなかった。

この会は、以前は毎年1回開いていたものだったが、この感染症禍で、開催は4年ぶりであった。

 

この60代後半、高齢者仲間ばかりになった者たちにとって、4年というのは長い年月だったらしい。

自分もそうなのだが、4年ぶりに見る顔や姿は、ずいぶん老けたなあというのが第一印象だった。

その思いは、同じ場所にいると、やがて見慣れていったのではあるが。

 

高齢者の仲間入りをしても、以前と同じ仕事をまだ続けている者あり。

まったく別な仕事をしている者あり。

町内会長や団体の長や幹事をしたりして、いくつもの職名を抱えている者あり。

世話している孫の数を自慢する者あり。

堂々と、ガンになったとか、人工透析をしていると語った者たちもいた。

最もいじられていたのは、離婚し再婚した輩であった。

いずれも、4年前には聞かなかった現状であった。

5,6年前までは、みんな同じような生活をしていると感じていたのに、今は大きく変わったなあと感じた。

 

ただ、そんななかでも、それなりに生きがいを見出している人もいた。

日本中を、車中泊しながら回っている人。

日本百名山登山をやり終えた人。

新聞の文芸欄に投稿してよく作品が掲載されている人…などなど。

そういう人たちは、皆、生き生きしているように見えた。

やっぱり、齢を重ねても、生き生きと暮らしていきたいものだ。

 

いろいろな話を聞いたが、大体は、懇親会の席で聞いたのであった。

ところで、懇親会といえば要するに飲み会である。

大勢と飲む会なんて、やっぱり4年ぶり。

ほかの人からビールを注がれて飲む、なんていう飲み方をするのも、4年ぶりだったのだ。

家での一人飲みばかりだったから、注がれて飲むなんてことはなかった。

そのせいか、ビールしか飲まなかったし、そんなに飲んだ気もしなかったのだが、酔いが回るのも早かった。

加齢で少し酒に弱くなってきたこともあって、2時間後の懇親会が終わる頃には、久々に軽い頭痛を感じた。

以前はこんなことはなかったのにな、ちょっぴり悲しいぞ。

 

まあ、それはともかく、4年ぶりに大勢との飲み会に参加して、大いに元気をもらった。

これで感染したなんて言ったら、シャレにならないけどね。

 

コメント
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