阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

マレーシアの中学生が我が家にホームステイしました。その2   印旛沼の里山住人から

2017年11月12日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集
千葉県は印旛沼のある栄町に住むKさんからの便りの2回目です。
⇒今回の修学旅行生は5年制中等教育学校の3年生で日本でいえば中学3年生、15歳だ。
1963年創設で2003年に現在地(クアラルンプール郊外の新しい街でクアラルンプールと空港の中間地点ぐら
いの所)に移ったという。
国立校、男子校、生徒数900人、生徒はマレー全土から集まり全寮制、マレー人のみ入学でき(インド
系、中華系等は不可)、英語・数学教育に力を入れているエリート校。

A君の実家は寮から240Km,B君は70Kmくらい離れていて中学1年生から寮生活を送っている。
2人とも海外旅行は3回目で日本は初めてだと言っていた。

1時半前に我が家について自己紹介したり家の中を案内したりしてから肝心のお祈りの時間を確認したら前
に書いた通り次は2時39分だという。
本当はすぐにでも近くの房総のむらへ連れていく予定にしていたがお祈りを優先せざるを得ないので予定を
変更、庭で柿とミカンを収穫して食べたりしながらお祈りの時間を待った。

この時は日本茶とEAONで購入したマレーシアで作られハラール認証を受けているポテトチップを出した。
彼らは外国で食べ物を買うときには成分を確認すると聞いていたのでハラール認証のものを準備した。
お茶、ポテトチップ、柿、ミカンを美味しそうに食べてくれた。
マレーシアに柿は無いそうで売られているのは輸入品だと言っていた。

お祈りの時間2~3分前になっても席を立たないので良いのかと聞いたらOKという、結局それから数分後
に体を清めに行きお祈りをしていた。
お祈りが終わって3時過ぎに房総のむらへ向かった。

房総のむらは若い女性のコスプレの聖地として有名、町の観光協会はそこに目を付け昨年コスプレの館を
オープンして貸衣装を準備し、着付けも行っている。
2人にコスプレするかと聞くとやりたいというので新選組の衣装を着付けてもらった。

サムライになった2人と房総のむらの商家の街並みを散策、自前の衣装でコスプレした若い女性と写真を撮
ったりしながら楽しんだ。

帰りにスーパーマーケットによって食材を調達した。
B君は料理が趣味(特にWestern)というだけあって果物、野菜、魚を興味深く見ていた。

5時前に家に帰り直ぐに食事の準備に取り掛かった。
次のお祈りは7時なのでこれまでには夕食を終わらせたい。

A君が台所の方に行ったが気に留めなかった。しばらくしてB君がバスタオルと着替えをもって移動してい
るので何をするの?と聞くとお風呂に入るという。
もしかしてA君はお風呂かと思い行ってみると風呂場にいた。

この時浴槽に水を張っている最中で未だ沸かしていなかったので冷たい水でシャワーを浴びたようだ。
風邪でもひかれたら大変なのでコタツに入れてストーブをつけてあげた。
B君には温水器のシャワーの使い方を再度説明したがどちらを使ったのかわからない。

夕食は秋刀魚の塩焼き、マグロの刺身、寿司を美味しそうに食べてくれた。
食事後我々がマレーシアへ旅行した時のスライドシアターを見たりして過ごしたが2人は7時前にはコック
リコックリしだした。昨晩ホテルに着いたのは夜中12時過ぎなので相当疲れていたようだ。

7時にお祈りしたらすぐに寝なさい、明日は5時30分起床と確認して分かれた。
 ☆トップの画像は柿の収穫
コメント
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