阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

まさか自分にはふりかからないと思うけど。冤罪は誰にでも いつでも起こりうる日本。

2022年08月17日 | SNS・既存メディアからの引用記事
2009年06月05日(金)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

裁判員制度の運用について、やはり関心を持ってしまう。そんな目で報道を見ていたらこんな記事が目に付きました。

「裁判員制度で冤罪どう防ぐ、志布志事件の元被告ら討論   裁判員制度」

「冤罪(えんざい)と裁判員制度を考える県民集会」が25日、鹿児島市の真宗大谷派鹿児島別院・大谷会館で開かれた。

被告12人全員が無罪になった県議選公選法違反事件(志布志事件)などの元被告らが、警察から受けた厳しい取り調べの実情を訴え

5月に始まる裁判員制度に対する意見を述べた。 


 警察から受けた悪質な取り調べを訴える出席者たち

冒頭、志布志事件関連の訴訟を担当する野平康博弁護士は「裁判員制度では、弁護士がすべての捜査資料を閲覧できなければ公平な裁判が行われない」と力説した。

 志布志事件で「踏み字」を強要された川畑幸夫さん(63)は「取り調べを全面可視化しなければ、警察の思うつぼで、

自分たちに都合の良い所だけを裁判員たちの前で流すでしょう」と厳しく批判した。同じく元被告の藤山忠さん(61)は

「『お前を死刑にしてやる』が取調官の最初の一言。とてもまともと思えなかった」と訴えた。

 婦女暴行容疑などで誤認逮捕され、服役後に冤罪と判明した「富山氷見事件」の柳原浩さん(41)は

「どうして自分が犯人として捕まったのかいまだにわかっていない」と語った。5月には国家賠償を求める訴訟を起こすという。

 1963年に女子高校生が殺害された「狭山事件」で、無罪を訴え再審請求を行っている石川一雄さん(70)は、別件で逮捕された。

公判では、身代金を要求する脅迫文の筆跡が石川さんの筆跡と一致しないなどの物的証拠もあったが、約30年間の受刑生活を送った。

石川さんは席を立ち、「もう一度裁判を起こしたい。そして自分の無罪を証明したい」と力強く訴えた。

(2009年4月26日 読売新聞)


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