四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

おおみそか

2007-12-31 08:41:01 | 俳句
 大晦日となりました。俗世間を離れた芭蕉翁も町の賑わいが気になっておられた様子で親近感がわきます。芭蕉翁の三句です。
♪何にこの師走の市にゆくからす   
     餌を求めてすっ飛んでゆくカラスを笑いながら、実は自分に残る俗物の残滓を叱っている作品。

♪年の市線香買に出(いで)ばやな  
♪めでたき人のかずにも入(いら)む老の暮  

私の駄作 
   年の瀬の押しよせてくる魚の市   駿
皆さまには健康でよき年をお迎えされますよう祈念いたします。GOOD LUCK
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