↑↓ 大和村国直(やまとそん・くになお)海岸のグンバイヒルガオ 軍配昼顔
台風の来ない、奄美大島では、各地の海岸でたくさんのグンバイヒルガオがきれいな花を咲かせている。
(写真と本文は関係ありません。葉が軍配に似ている以外)
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東十10 旭南海2勝3敗2休 境澤 4勝3敗 東十14
(旭南海は休場 あすから再出場 ↑あすの相手)
東幕22 里山 3勝1敗 ○押し出し ●2勝2敗 柳川 西幕24
一分を超える大相撲を里山が制した。
柳川は日大の先輩で三保ヶ関部屋で同部屋でもあった。
里山は、立ち合いから、柳川の得意の左差し手を嫌い警戒した。
しかし、1995年 学生横綱のタイトルをもつ柳川の圧力は強い。守りながら攻め続けなければならないのは小兵の里山の宿命だ。
里山の、かいなひねりや出し投げ、とったりなど、五回の揺さぶりは決まらず、柳川もよく耐え、応戦したが、巨漢の35歳。息があがる。
柳川の激しい息づかいは、長浜町まで聞こえた。
柳川、さいごの力を振り絞り、引きに出たが、里山に前まわしを引き付けられていた。
里山がびくともしないの見ると、柳川は、がまんしきれなくなり土俵中央近くで力尽き、戦意喪失。
里山は、拝むような姿勢で軽く押し出した。行司の軍配は静かに東の里山に向けられた。
里山がめずらしく、守りきって勝った一番。大きい相手に対し、うまさも強さも持っているところを見せ付けた。
見ごたえのある一番だった。
海に向かう軍配昼顔のつる。
だが海中にもぐりこむことは許されない。
花は南を向いている。