奄美 海風blog

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えっ!と驚く日本(世界?)史に関する奄美本2冊

2010年11月15日 | 本と雑誌

101115_book_nankai_amami 『南海物語』―西郷家の愛と哀しみの系譜 [単行本]

加藤 和子 (著)

驚きその1 西郷隆盛が25歳の時、奄美寄港、沖縄から台湾へ密国入し妻子をもうけていた?

本書は、これから読むのですが編集の都合上ここに載せます。

これは本書のメインテーマではないが、西郷隆盛が33歳で奄美に流刑(潜居 蟄居)された時代の妻、愛加那についてもあまり知られてはいない。それ以前、西郷25歳の時、奄美の西間切、西古見に寄港して沖縄に渡り、密偵として台湾に密入国して、妻子までもうけて一年を過ごしたということを知る人はさらに少ないだろう。 妻蘿芙ろうは病死、子の劉武老は老いて後は不明。参考 「奄美文芸批評」 P706

出版社からのコメント amazon より

本書は西郷隆盛の波乱の人生を描くと共に、彼に愛されたが故に人生を翻弄され、波乱の道程を歩んだ四人の女(蘿芙、俊子、イト、愛加那)とその息子たち(劉武老、菊次郎、菊子、寅太郎、牛次郎、酉三)の生涯を描いた歴史物語です。
 本書の最大の特徴は、これまで殆ど省みられることのなかった西郷隆盛の蟄居時代の妻や子供たち、蘿芙と劉武老、愛加那と菊次郎、菊子の母子について、台湾や奄美などで綿密な取材を行ない、筆を進めている点です。特に本書では愛加那と菊次郎について、多く行を割いています。父と共に出陣した西南戦争において片足を失い、賊軍の息子という十字架を背負いながらも、後に台湾東北部・宣蘭の庁長や京都市長などを歴任した西郷菊次郎。彼はその台湾において、自分の異母兄弟である劉武老と感動の対面をします。そして「自分は何をするために生きているのか」と常に自問自答しながら、近代日本の国作りに自らの人生を捧げます。幾多の困難を乗り越えながら、自らの進むべき道を見極め邁進する菊次郎の姿は、現代の閉塞した時代から個人が抜け出すためのヒントを与えてくれるのはないかと感じます。

南海物語―西郷家の愛と哀しみの系譜

南海物語―西郷家の愛と哀しみの系譜
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2007-08

西郷と愛加那の長男菊次郎と異母兄劉武老については↓この本にも書かれていたと思う(要確認)

このブログ 2009年2月18日 (水曜日)
読書 西郷菊次郎、母・愛加那、妹・菊草

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驚きその2、3度目の元寇が、奄美・沖縄へ?

『奄美深山塔碑考』 南島の元寇 田畑久守著

元寇といえば文永の役(文永11年)1274年、
弘安の役(弘安4年)1281年。

だがその二年後、弘安6年1283年(元の至元20年)、元軍が奄美に上陸し、沖縄へも。それゆえ日本の通史には記載がない。それは奄美の湯湾岳中腹の山の中から掘り出され、『南島雑話』(2巻P60)にも描かれた石碑対する深い考察が主軸になっている。

南島雑話 2―幕末奄美民俗誌 (東洋文庫 432) 南島雑話 2―幕末奄美民俗誌 (東洋文庫 432)
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:1984-01

著者の田畑久守氏は平成9年5月、東京から奄美郷土研究会に出席発表した数日後急逝。夫人の敬子さん夫の遺志を継ぎ、遺稿を奄美郷土研究会員の協力を得て発刊(平成15年12月12日)参考 「奄美文芸批評」 P602

くわしくは、このブログ2005年2月25日 (金曜日)
『奄美深山塔碑考』を読む  水辺のひろば

驚き、関連記事

このブログ2010年6月12日 (土曜日)
『邪馬台国は徳之島』 古代中世の海人(アマ)王国の謎


2010大相撲11月(九州)場所2日目 奄美郷土力士の星取り表

2010年11月15日 | 大相撲

101115_croton_1

本文と写真は関係ありません。

クロトン croton   kroton  亜熱帯の観葉植物

日に当たればあたるほど葉は色濃く鮮やかになります。

101115_croton_2

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大相撲11月(九州)場所 2日目

奄美郷土力士全12人の結果と星取表

日本相撲協会

太字はきょう取り組みのあった力士
赤太字が勝った力士

十両

旭南海(きょくなんかい)徳之島天城町 大島部屋
11月東十両5 ●●0勝2敗

9月東前頭16●○●○● ●●○●○ ●●●●●4勝11敗
7月西十両12○○●○● ○○○●○ ●●○○○10勝5敗 
5月 西十両9●●○●○ ○○●●● ○●●●○6勝9敗
3月 東十両7●○●●● ●○○○● ●○●●○6勝9敗

幕下

薩摩響(さつまひびき)奄美大島宇検村 境川部屋
11月西幕下15-● 0勝1敗
 
9月東幕下8●-●-●--●○--●--○ 2-5    
7月東幕下5-○○-●-●-●-●--○- 3-4 
5月西幕下8-●-●- ●○-○- ○-○--4-3
3月東幕下12●--●○ --○-○ -○●--4-3

東幕15 肥後ノ城 1勝0敗○ 押し出し●0勝1敗  薩摩響 西幕15

「 薩摩響、まえみつ取れない。そのまま一気に肥後ノ城っ!、(館内拍手)・・・肥後ノ城の押し出しが決まりました。」 ・・・「肥後ノ城の休まない押しが決まっています。」「ええ、会心の一番でしたね、肥後ノ城ですね、はい」

里山(さとやま)奄美市笠利町 尾上部屋
11月東幕下19-○ 1勝0敗

9月東幕下15-●○--●-○-●-●-○- 3-4            
7月西幕下30-○○--○○-○-●-●-- 5-2    
5月西幕15 ●--○- ●-●-● ○---●2-5    
3月東幕26 -●-○- ○-○●- -○--○5-2

東幕19 里山 1勝0敗 ○ 押し出し●0勝1敗  濱錦 西幕19

「里山考えた相撲」、終始低い体勢から、積極的に前へ出て、相手をふところに入れません。回り込みながら土俵際を逃げる濱錦 (はまにしき)が引いてしまったところを、すかさず押し出した。里山、動きもよい。

若乃島(わかのしま)奄美大島龍郷町 放駒部屋
11月西幕下34-○ 1勝0敗
 
9月東幕下43○--○-○●--●●-○-- 4-3            
7月東三段4-○●-○--●-○○--○- 5-2   
5月西幕52 ●--○○ --●-● -●○--3-4
3月西幕37 ●--●○ --○●- ●---●2-5

慶(けい)奄美大島瀬戸内町 阿武松部屋
11月東幕下44-● 0勝1敗
 
9月東三段5 ●-○--○○--●-○○-- 5-2            
7月東幕下58-●-●-○-○●--●--○ 3-4   
5月東三段46 -○○-- ○○-○- ○-●--6-1
3月東三段30 ●-○-○ --●●- ●--○-3-4

三段目

喜ノ国(よしのくに)喜界島喜界町 境川
11月西三段目24○- 1勝0敗
9月西三段目52-●-●○-○-○-○---○5-2            
7月東三段目37○--●-●-○●-○--●- 3-4
5月東三段11 ○-●-- ●●-●- ○---●2-5
3月東三段34 ○--○● --○○- -○-●-5-2

徳州山(とくしゅうざん)徳之島天城町 松ヶ根部屋
11月西三段目35-● 0勝1敗
 
9月西三段目60-○-●●--○-○-○--○5-2          
7月東三段目45●-●--○-●-○-○●-- 3-4 
5月西序二6  ○--○○ --○-● ○---○6-1
3月西序二28 ○--●- ○-○●- -●○--4-3      

序二段

基 (もとい)与論島与論町 九重部屋
11月東序二段3-○ 1勝0敗
 
9月西序二段40○-○-○--○-●○-●-- 5-2   
7月東序二段82○-○-○-○-●--○--● 5-2   
5月東序口11初 -●○-○-●--○-○-○-5-2

朝奄美(あさあまみ)徳之島大原 高砂部屋
11月西序二段69-● 0勝1敗

9月西序二99 -●-○○-○--●-●-○- 4-3          
7月西序二78 -●-●○--●○--●○-- 3-4 
5月東序二110-●○-- ●○--○ ●--○-4-3
3月東序二110●--○- ●●-○- -●--○3-4

奄美岳(あまみだけ)奄美市笠利 北の湖部屋
11月東序二段81-● 0勝1敗

9月東序二段58-●-●-●○-○--●--○ 3-4
7月西序二段93○-●-●-○--○○---● 4-3 
5月西序二78 -●-●● --○-○ -●--○3-4
3月西序二111-○●-- ○○--● -●-○-4-3

舛奄美(ますあまみ)奄美市名瀬 千賀浦部屋
11月東序二88●- 0勝1敗 
9月西序二62-●-●-○-○●--○-●- 3-4         
7月東序二96○--●-●-○-○●--○- 4-3
5月西序二69-○○-● -●--● ●---●2-5
3月東序口9 ○-○-○ -●--○ ●--○-5-2

喜乃富士(よしのふじ)喜界島喜界町 中村部屋
11月東序二97○- 1勝0敗 
9月東序二64●--●-○-●-○-●--● 2-5          
7月東序二17●--●●--●-○●---● 1-6
5月東序二39●--●- ○○--○ -●○--4-3
3月西序二63-○-●○ -○-●- ●--○-4-3

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■星取表の表示記号の見方
○ 勝  ● 負 □ 不戦勝  ■ 不戦敗
や 休み  × 引分  △ 痛分 - 取組なし(幕下以下)