○里山(奄美市笠利町)2-2 下手捻り●東龍(1-3)
里山、立ち合い、頭はそれほど低くない。珍しく諸手突きで東龍突き起こす。
相手によって立ち合いも積極手に変えるようになったのは、最近ここ一二年だろうか。
あまり低いと、191センチの東龍に上から叩かれるおそれもある。
東龍の激しい突っ張りには、相手の肘に下から丁寧にあてがいながら、きっちりかわしている。これも見事だ。
前に出て、相手の引きにも落ちない。そのまま左を差し、頭は相手の脇の下。ほどなく右で前褌も引き、十八番の体勢が決まり、土俵中央で二人の動きがとまった。
しかし、それはひと時。
長身の東龍の体が、スローモーションのように音もなく傾き、ひざを折って崩れ落ちる。
歓声はやや間があき、一気にフェードアップして聞こえた。
大掛かりな手品の完成を見たときのような歓声だった、と言えばおおげさすぎるだろうか。そこのところをビデオで確かめる。 ↓
○里山2-2 下手捻り●東龍
里山、諸手つきの立ち合い。長身の東龍は小柄で動きのいい里山がやりづらい。腰が決まらず里山に脇の下への潜り込みを許す。里山左下手、右の前褌の位置も絶妙。初日と同じ体勢で十八番の下手捻りが土俵中央で鮮やかにhttp://t.co/7XBZU0HYmX
? 奄美海風荘 (@amami_kaihu_so) 2014, 3月 12