里山
1月 西十6 O**OOOO*O**OO*O 9勝6敗
3月 東前15 ***O 1勝3敗
千代鳳 (1勝3敗) 引き落とし ○里山 (1勝3敗)
里山、きのうまでは、頭を相手の胸めがけて突き進む立ち合い。
後がまったく続かなかった。
きょうは違った。
「後の先」、相手を見て一瞬遅れて立つ。
そして、頭を下げ、千代鳳のあごの下に頭を潜らせる。
踏み出したのは左足(きのうは右)だけで、右はむしろ下がっている。
この前後の足の形は効果的だ。
千代鳳の前に出る力を削ぎ、俵について、逆に押し返した。
頭は相手の脇の下にあり、半身の体勢も里山有利だ。
まわしは取れないが、千代鳳の右の腕を押っけ、
左の腕は脇の下から担ぐようにして制している。
巧みだ。
腕をたぐられた
千代鳳は、里山の技を警戒し動き鈍い。
腰の低い里山の足は前後に開き、千代鳳の足は左右に開いてしまっている。
この体勢は見るからに千代鳳のほうが精彩を欠いている。
里山はタイミングを見て千代鳳の右の腕を強く下に引き、土俵すれすれで手を離した。
まわしを取らなくても、得意の下手ひねりのように、鮮やかに決まった。
非常に合理的で巧い相撲だった。
里山 幕内 過去成績
平成19年5月 西前12 *O*****OOOO*O*O 7勝8敗
平成19年7月 西前12 *O***O********* 2勝13敗
平成26年1月 西前16 OO*O*OO**O*O*** 7勝8敗
平成26年3月 西前16 O**O***O******O 4勝11
平成27年7月 西前15 O***O*O***OO*** 5勝10敗
千代皇
1月 西十8 *OO****O*OO*O** 6勝9敗
3月 西十10 OOOO 4勝0敗
若乃島
1月 西下1 *-O*--O-*-O--*- 3勝4敗
3月 西下4 -*-* 0勝2敗
勝誠
1月 東下6 -*-O-*-*O-*---O 3勝4敗
年3月 東下10 O--O 2勝0敗
慶天海
1月東下15 O--*-**--O-OO-- 4勝3敗
3月 西下10 -*-* 0勝2敗
坂元
1月 下15付出 -*O--OO-*--O--* 4勝3敗
3月 西下11 *--O 1勝1敗
明生
1月 西下17 -*O-O-*--**---O 3勝4敗
3月 西下23 -OO- 2勝0敗