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大相撲初場所(東京21年観客上限5千/1.1万)千秋楽  鹿児島県力士星取表(十両以上)解説 照ノ富士×明生

2021年01月24日 | 大相撲

大相撲初月場所(東京20年観客上限5千/1.1万)千秋楽  鹿児島県力士星取表(十両以上)

幕内
 
明生(瀬戸内町)25歳 7/24生 立浪部屋 最高位前頭 2
1月 東前7 OOOOO**O*OO**** 8勝7敗   

照ノ富士の上手を切るところ。照ノ富士は巨体をくの字に折っているので、明生は足元に入れず、投げも効果的でなく、横からの揺さぶりも繰り出せない。

照ノ富士 明生https://t.co/5wNw0RSsjV 明生は強くなって、今場所は体も大きく見える。192c178kの照ノ富士と並んでもそれ程小さくは見えない。立ち合いの当たりで照ノ富士を突き放した。相手の右上手を切って自らは上手を取って主導権を取ったが、照ノ富士は終始巨体をくの字に折って突破口を与えなか

明生、初めての、これより三役

千秋楽の最後の三番のみは、慣例上特別の扱いを受ける。

wiki
通常取組進行中には、土俵下には次の二番をとる力士が控えているが、千秋楽の最後から四番目の取組の仕切り中に、花道から最後の二番を取る力士が同時に入場し、控えに三人ずつ待機する。通常、取組に勝った力士は力水を付けるために土俵下に待機するが、これより三役は三番を取る6人のみで進行するため、最後から四番目の取組の力士は両者ともにそのまま退場する。

土俵が掃き清められた後、呼出が最初の取組の呼び上げを行う。柝の音を合図にまず東方力士3名が土俵に上がり、前に2人、後に1人の扇の形をかたどった三角形に並んで3人揃って四股を踏む。後の二番を取る二人は控えに戻り(最初の力士はそのまま仕切に入る)、次いで西方力士3名が土俵に上がり、前に1人、後に2人の逆扇の形をかたどった、東方と前後逆の三角形に並びで、3人揃って四股を踏む。やはり後の二番を取る二人は控えに戻り、最初の力士は仕切に入る。この一連の儀式を「三役揃い踏み」という。


最後から四番目の取組の力士、霧馬山 御嶽海の取り組みのあと

高安 隆の勝 が呼び上げられ、後ろの扇の△要の位置に大関朝乃山 前のふたりは、、東に小結高安、西に関脇照ノ富士

そろい踏みのあと、高安だけは土俵に残り仕切りに入る。

つづいて西方力士が土俵に上がり、先とは逆の三角形の逆扇の形▽ 前に一人関脇隆の勝
後ろ二人は、東側(左)大関正代 右に前頭7枚目の明生。
そろい踏みのあと高安戦の隆の勝が仕切りに入り、結び前の一番照ノ富士戦の明生につづいて正代が土俵を降りる。

もし、これより三役2番目の取組で明生が勝てば、呼び出しが土俵に上がり、2回柝の音を打ったあと、行事が「役相撲(関脇)にかなう、明生」と発声して、勝ち名乗りをあげ、懸賞金の熨斗袋に加えて弓矢に関するものが明生に与えられるはずであったが、それは勝った照ノ富士の手に渡った。

大奄美(龍郷町)28歳12/15生 追手風(おいてかぜ)部屋前頭 11
1月  西十1 *O**O*OOOO**O*O 8勝7敗    

千代丸 一樹(志布志市)4月17(29歳)九重部屋 最高位 前頭 5
1月  東十2 --------------- 0勝0敗15休

千代ノ皇(与論町)29歳 5月27 九重部屋 最高位 前頭 15
西十2  --------------- 0勝0敗15休


千代鳳 祐樹志布志市10月11(28歳)九重部屋 最高位 小結 
1月  西十5 --------------- 0勝0敗15休

新型コロナウイルス陽性者、および濃厚接触の可能性があるとして
4部屋65力士が全休(そのうち関取は、以下の白鵬ら15人)

◇全力士が休場する部屋の関取 15人
【九重部屋】
東前 9 千代の国
東前11 千代大龍
西前13 千代翔馬
東十 2 千代丸
西十 2 千代ノ皇
西十 5 千代鳳
東十11 千代の海
【宮城野部屋】
東横綱  白鵬
東十 1 石浦
東十 3 炎鵬
【荒汐部屋】
西前 2 若隆景
東十 5 若元春
【友綱部屋】
東前16 魁聖
西十 4 旭秀


『日本思想という病』(SYNODOS READINGS)  新書 – 2010/1/19

2021年01月24日 | 本と雑誌

日本思想という病(SYNODOS READINGS)  新書 – 2010/1/19
芹沢 一也 (著), 荻上チキ (著), 中島岳志  (著), & 4 その他

新しい本でもないし、「~という病」というタイトルも氾濫している感じだし(当時はどうだったのか?)、
数合わせで借り、期待しなかった本だったのだが、先入観に反してして、けっこう熟読してしまった。
装丁デザインも、今では、「言葉は軽いけど、内容は輝いている」読後の印象にマッチしていると思う。

印象に残った一つ 4章 思想史からの昭和史

右翼左翼の分類ではわかりにくいので発想の仕方としての分類で
横軸に丸山 眞男(左)と平泉澄==理の軸   左翼と右翼を代表させる
縦軸に西田幾多郎(上)と蓑田胸喜==気の軸  ポジティブ度 ネガティブ度の位置づけ

両軸をクロスさせ十字に描きます。P237

これで昭和の歴史と思想史が、また欧米との違いも漠然とわかり、ある意味この本全体の大まかな
つかみが得られたような気がします。

驚いたのは、それだけでなく、四者の顔写真を上の十字にあてはめ、
縦軸だけを90度左に回転させ、それを下段の置くP247

丸山 平泉
西田 蓑田

という配置になります。

理の軸の丸山と平泉、気の軸の西田 蓑田

はそれぞれ顔の印象の真逆で、×で結んだ二人同士が似ている。

真逆ですが思想は顔に現れるのでしょうか?

「日本思想という病」というタイトルに反して?、過去の思想を否定するものではなく、
時代的な制約と思想の緊張をも見ようとするもので、世界史の中においてみると、病というのもうなずける。

ネットのレビューでも、おおむね好評のようだ。