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『東京裁判』TOKYO TRIAL)NHKドラマ Netflixで

2021年02月25日 | 映画

wikipedia 『東京裁判』TOKYO TRIAL)はNHK原案による、日本、オランダ、カナダ、オーストラリアの合同制作によるテレビドラマシリーズである。極東国際軍事裁判(東京裁判)の判事たちの記録の手記等の資料をベースに制作された。


先々週に視聴しました。
当時、たまたま、保守系の著者が2人が書いた昭和史の本を2冊読んでいたので、タイムリーだった。

2016年12月『NHKスペシャル』で放送されたときも気合を入れてみるつもりだったが、2話途中くらいで、記憶が途切れている。
よくも悪くもNHK的で、あまり盛り上がりはない。(貴重で為になったドラマであったことに変わりはない)

(日本のドキュメンタリー映画『東京裁判』(1983年制作)も見てみたい)

(当時の映像)法廷で、弁護人の清瀬一郎が『日本が戦争を始めた時、「侵略の罪」を盛り込んだ法律は制定されておらず、「侵略の罪」は事後法にあたる』と主張した場面が、あえて言えば盛り上がったところだろうか。

判事たちの、日本滞在中の私的な行動なども描かれるが、パール(インド代表判事)よりも、レーリンク(オランダ代表判事)のほうが、主役であったかのような印象だ。

判事たちに対する母国からの圧力が、あれほどとは思わなかったが、考えてみれば当然だとおもう。

「人は戦争を裁くことができるか」がテーマ。

ニュルンベルク裁判(戦後 ドイツ)と同時に制定された侵略の罪(平和に対する罪)によって、個人を裁くのは
事後法適用の禁止 法の不遡及に反するとのパール(インド代表判事)の主張に、次第に理解を示すレーリンク(オランダ代表判事)の心の葛藤、

しかし、国際社会では、純粋な法理論だけでは、・・・・。
いやが上でも、現在の国際情勢に思い当たる。

今また、3冊目の保守系の「昭和史」の本を読んでいる。

言われて見れば、戦後、多くの日本人は、戦前の日本をあまり知らず、戦中のことも、あまりにも単純化した見方をしてきたように思えた。(多数派の判事たちの、2年半におよぶ、さまざまな策略を見て)


wiki ドラマ東京裁判 概要 第二次世界大戦(太平洋戦争)での日本の敗戦後、戦時中の内閣の政治家や軍人をA級戦犯として裁いた「東京裁判」における2年半に渡る議論を、戦勝各国から派遣された11人の判事たちの視点で描く。

日本では2016年12月12日-15日まで4夜連続で、『NHKスペシャル』枠にて放送された。各放送回のラスト数分間は「ドキュメントパート」として、ドラマ制作の舞台裏、各判事の横顔、東京裁判の秘話などが紹介された。

企画段階では『東京裁判 ~人は戦争を裁けるか~』と副題が付いていた。

 


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