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桜の観察 2 奄美のソメイヨシノ 湯湾岳

2007年04月12日 | 桜の観察

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↑ヒカンザクラ 2007年2月 宇検村

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2007年4月 9日 (月曜日)
桜咲く2007 No.2/奄美のソメイヨシノが咲いていた、湯湾岳

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春のうららの湯湾岳(Mt.Yuwan-Dake)に、

染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が咲き始めた。

桜前線は、現在、青森。
気象庁によると桜前線が最も早く津軽海峡をわたった記録は4/18日。
北海道のみなさんは、もうすこしのしんぼうです。

日本には桜の咲かない所は寸土もない。年間を通じてどこかで咲いている。

参考 2007年3月27日 (火曜日)
『桜と日本文化』―清明美から散華の花へ

ここ奄美大島では、早咲きのヒカンザクラが12月には咲き始め、4月まで
各地で咲き次いで、
東京よりも、そして鹿児島の発表より遅く、
ついに湯湾岳のソメイヨシノに咲き次がれた。

湯湾岳(694M)をのぼり、下れば、深まりゆく春、過ぎ行く春をおしむ間もなく、おじさんの奄美は一気に夏場所(5月13日~)に突入する。

この間
ヒカン桜は奄美市出身の十両、里山の相撲を見守りつづけてきた。

このブログの東京支部の報告によると、
里山が、幾多の困難を乗り越え、幕内昇進に花をそえる十両優勝をはたした3月場所千秋楽、世田谷の桜は、一気にそろって咲きだした。

神田川に散ったさくらのはなびらは
春のうららの隅田川に注ぎ

両国橋をふきわたる薫風が、
幕内力士、尾上部屋、里山の力士のぼりをゆらし、
まもなく両国国技館では大相撲五月夏場所が始まります。

それまで、湯湾岳のソメイヨシノは、咲き続けるだろうか。

湯湾岳展望台から、リリーさんの住むというカケロマ島、
大島海峡をのぞめば、春かすみ。
山々の新緑がばぶしい。

湯湾岳公園、1984年、エディンバラ公フィリップ殿下の記念植樹のとなりのソメイヨシノが一気にさきだすだろう。

やまは、花、名も知らない木の花。

げに一刻も千金の ながめを何に たとふべき。

  参考

錦おりなす 長堤(ちょうてい)に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も千金の
ながめを何に たとふべき

『花』 作詞:武島 羽衣  
    作曲:滝 廉太郎

山をおりる道のりは、名瀬港まで一時間ちょっと。
道すがら、車のエンジンをとめれは、
滝の音に小川のせせらぎ。
オーストンオオアカゲラの木をたたく音に
メジロがすてきな伴奏を奏でにやってきます。
梢のおとに耳をすませば、ケンムンが相撲と取ろうと、さそう声もきこえてきそうな、南の島のはるの風の、なんち饒舌なことでありましょうか。

夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは遠ざかるにつれ、次第に星の瞬きと区別がつかなくなっていきます。
お送りしております、このビデオも、あなたの旅の思い出に美しくとけ込んでいきますように。

↑ 奄美大島 花 はな ハナ 華 Hana


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