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映画『月は上りぬ』1955年 監督:田中絹代

2022年02月04日 | 映画

舞台は奈良。

寺、鹿、朧月、万葉集、映像的には初めから、タイトルバック(音声菩薩)、ラストまで、
奈良づくし。ところどこと小津調も感じられる。

女性監督(田中絹代2作目)だからではないだろうが、風景も含め映像が全体的におしゃれな感じを受ける。
東京は出て来ないと思うが、東京は人々の暮らしも景色も雑然とした田舎であるように思えてくるから不思議だ。

男が2人会話を始めるとたばこを吸いだす。この点はほかの昔の映画と変わりはないが、たばこくささは感じられない。

やはり新しい女性像は描かれていたと思う。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年5月28日 (金) 07:05 

『月は上りぬ』

監督 田中絹代
脚本 斎藤良輔
小津安二郎
製作 児井英生
出演者 笠智衆
音楽 斎藤高順
撮影 峰重義
編集 近藤光雄
製作会社 日活
配給 日活
公開 日本の旗1955年1月8日
上映時間 102分

『月は上りぬ』(つきはのぼりぬ)は、1955年に公開された田中絹代監督の日本映画。

キャスト
笠智衆 - 浅井茂吉
佐野周二 - 高須俊介
山根壽子 - 浅井の娘 長女千鶴
杉葉子 - 浅井の娘 次女綾子
北原三枝 - 浅井の娘 三女節子
三島耕 - 雨宮渉
安井昌二 - 安井昌二
田中絹代 - 浅井家の下働き米や
増田順二 - 田中豊
小田切みき - 浅井家の女中文や
汐見洋 - 禅寺の住持慈海


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