『グリーンマイル』(The Green Mile)
そう思って見るからなのかもしれないが
トム・ハンクスの顔を見ただけで、その映画にアタリと思う。ハズレは少ない。
本作もトムの顔同様、内容も重厚そのものだった。ただしジャンルはファンタジー。面白い。
もう一人の主人公、大男の死刑囚ジョン・コーフィJohn CoffeyのイニシャルはJC。
つまりJesus Christ(イエス・キリスト)に由来する、というのは単なる噂だそうだが、
ほかにもキリスト教や聖書を連想させるシーンがある。
セリフひとつひとつにも深い宗教的意味がありそうだ。
救済、冤罪、法治主義、老後、など、考えさせる要素がつまっている3時間。
配役のせいか、とても3時間とは思えないほど一瞬一瞬、目が離せないほどの緊張感と充実感が持続する。
予告編では、スティーヴン・スピルバーグが「途中で堪えきれずに、4回号泣してしまった」とコメントしている。
深読みでも浅読みでも十分に見ごたえがある、と思える映画だ。
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2017.10.01のスポーツ新聞によると
「角界のディカプリオ」の異名を取った元大関の把瑠都(元前頭・里山と同じ尾上部屋)が
9月30日に初日の舞台「グリーンマイル」に初出演した、という。
把瑠都は舞台グリーンマイルの大男の死刑囚ジョン・コーフィJohn Coffeyの役だが、
私は映画を見ながら、映画の看守役の大男(役名ブルータス・“ブルータル”・ハウエル)
のデヴィッド・モースにそっくりだと思いながら見ていた。
『グリーンマイル』Wikipediaより
監督 フランク・ダラボン
脚本 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング
製作 フランク・ダラボン
デヴィッド・ヴァルデス
出演者
ポール・エッジコム トム・ハンクス
ジョン・コーフィ マイケル・クラーク・ダンカン
音楽 トーマス・ニューマン
撮影 デヴィッド・タッターサル
編集 リチャード・フランシス=ブルース
製作会社 キャッスル・ロック・エンターテインメント
ドリームワークス
配給 アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース
ユニバーサル・ピクチャーズ
ギャガ=ヒューマックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1999年12月10日
日本 2000年3月25日
上映時間 188分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $60,000,000
興行収入 $286,801,374
65.0億円