↑ フォトムービー いろいろな花 主に、過去の写真から
記事とはあまり関係ありません。
季節も順不同です。
↑ 県道沿いの保育園の手作りこいのぼり。(写真は拡大します)
奄美大島ではよく見かける公民館前(左手)の土俵のとなり(右手)の保育園
がんぼろう とうほく の文字が。↑ 上のムービーに取り込みました。
↑ 過去画像 きょうの奄美は濃い黄砂
風もなく海上は濃霧警報
海上濃霧警報 奄美海域
奄美海域では 所々で濃い霧のため見通しが悪く 視程は0.3海里(0.5キロ)以下(気象庁)
↑↓ コンロンカ 梅雨時のイメージのコンロンカ
白い花のように見えるのはガクで花は小さな星型のオレンジ色(2つ下の写真)
↑ コンロンカ 花 過去画像
↑ ギーマ つぼみ
4/29(土)に平年より11日早く梅雨入りした奄美ですが、
梅雨時の花の開花が遅れ気味。
おかげで、いつも気にしないつぼみが観察できる。
↑ イジュもまだ咲かない。
そういえば、他にもいろいろまだ咲かない花がある。
帰化植物の原っぱの雑草は、春の花のさかりのようなのですが。
(九州のICカードはSUGOKA)
そして画像の扇子、いやセンスも相変わらずさすがです。
いよいよあと5日後に五月場所が静かに(?)始まろうとしています。島人の活躍を密かにお祈りします。
>画像の扇子、いやセンスも相変わらずさすがです。
おじ山氏の作品に扇子のよさを見たつむぎ氏のsenseのするどさはここで特筆に値します。僭越ではありますが、座布団20枚さしあげます(笑、)。
以下、ご説明します。
わたくし事ではありますが、
扇子と、おじ山氏の作品に多数登場するビロウ樹の関係は深い。
よく似ている。
日本画家の田中一村も好んで描いたビロウは、ヤシ科の常緑高木(Livistona chinensis、蒲葵、枇榔、檳榔)です。
黒糖焼酎「里の曙」のラベル絵でもおなじみですね。
ビロウの葉の写真は、おじ山氏の作品にも数多く登場します。(前の記事5/1日のyoutube作品)
それに「ビロウ」でググると約 106,000 件がヒットしますが、なんと、そのトップに、おじさんの撮影したビロウの写真が登場するということは、知る人ぞ知る事実ですネ。
ピロウに扇(おおぎ)の原型を見たのは、民俗学の折口信夫であり、その文化的意味は大きいといわれます。
ビロウの手のひら状の葉の先端が多数深裂し、その先が糸状に垂れ下がってつくるシルエットは、いかにも南国的です。
一村のその絵を見ると、彼の画家としての技術の円熟からくる並々ならぬ自信と奄美での画業の深まりと生の充実を感じぜすにはいられません。
緻密繊細な筆使いによる、生き生きとした質感と森の中での有り様はとても写真では表現できませんが、それにイドンデいるのがおじ山氏です。もっといいカメラで挑むべきですが。(中略)
さて、民俗学の折口信夫はピロウに扇の原型見て、その文化的意味は大きいと言ったのでした。
自分の手で風を送るのに用いる道具として、文明発祥時から存在するうちわを、木の薄板を重ねたり、また紙を折りたたんで製作する扇は日本で発明され、使われ方も、まtくぁ、そのシルエットもまた非常に日本的ですね。
森の中のビロウの葉のシルエットは、扇子の竹性の骨と扇面の山谷状の和紙をが作り出す雰囲気とよく似ています。
扇子は、伝統的な日本の芸道にも小道具として使われます。
たとえば、冒頭の座布団を使う落語がそうですし、歌舞伎その他でも使われます。
それになんと言っても、つむぎさんの好きな相撲の軍配も扇と関係があります。
この作品に登場する奄美の特徴的な珊瑚礁の浜辺に咲くグンバイ昼顔はその葉が軍配に似ていることに由来することは、ご存知の通りであります。
そればかりではありませんネ、
このフォトムービーの、数枚の写真が桜の花びらのように落花する動きは、開いた扇子が落花する様にも擬せられるでしょう。
このように、おじ山氏の作品と扇子にはフカイ関係があったのです。
それを見抜いたつむぎ氏の批評は、やはりすごい(九州のICカードはSUGOKA)
いやあ、ほめてくれて、どうもありがとう(きよしろう)感謝してまーす。