奄美 海風blog

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名瀬市朝仁、午前11時10分。暑い。JAL1953便奄美大島着

2004年07月15日 | 海の風景
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羽田発の直行便、降りた時から奄美空港は、こんなに暑いわけでは
ないでしょう。クーラーの中です。到着予定時刻は午前11時10分です。
手荷物受け取り所を出て真っ直ぐ10メートルほど歩くとドアーが開きます。
そこから奄美の暑さが始まります。名瀬市内行きのバスが待っています。
(名瀬市内まで60分、1100円。奄美パーク経由です。)
空港の駐車場の向こうの県道前に各レンターカー会社の営業所があります。
空港周辺の道路から、奄美大島北部の美しい海岸をいくつもみることが
できます。滑走路を求めて上空を旋回しながら、次第に高度を下げる
「ジェット機の翼に身をゆだねながら」、眺めたあの美しい海岸です。
「いくすじもの、さんご礁の裂け目が、川の流れのように見えた」はずです。
「さんご礁の上に小船を浮かべて漁をするむぎわら帽子のおじさん」も
ジェット機の翼のうしろに消えていくのでした。ってほんとです。

チェックインの前に海岸沿いをドライブしてみるのも良いでしょう。
写真の海岸は空港から約55分、海風荘から5分の朝仁(あさに)海岸です。
ジェット機からは見えないかもしれません。









2004年7/14、名瀬市長浜町、12:05暑い。

2004年07月14日 | まち歩き
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奄美海風荘前の道路です。県道79号線です。
奄美博物館の隣が奄美文化センターのホールです。
7/25日にUAが来るそうです。この道路は、コンサート
や公演などで、いろんな有名人の方が通ります。

名瀬グラスボートは現在営業していません。
マリンスポーツ奄美のショップがあります。
別世界への入り口です。奄美はダイバーにも人気です。
海の中は涼しいに違いありません。

外回りのお客さんは、「今日は、
とてつもなく暑い!。」 ヒートアイランド?

山も涼しいです。木陰はクーラーより気持ちいいです。




「私が行ったところは本当に『金作原』だったのでしょうか?」

2004年07月13日 | 観光ポイント
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市街地から金作原原生林へ行く道はいくつかあります。
名瀬市小宿(こしゅく)から里(さと)集落を通って行く
コースがわかりやすく安全です。写真左下のような
案内板が出ています。奄美大島の東シナ海側
を通る県道79号線。長浜町から大浜海浜公園に向かう道です。
長浜町から3分ぐらい車で走ると、二つのトンネルを通過します。
二つ目のトンネルの出口に信号があり、その先の信号を左折
します。(写真左下)地図

川があり、橋になっていますが、ここには案内板がありません。
「奄美の案内板はわかりにく」なんてオコラナイでくださいね。
川の下流は海、とくれば、金作原はこの川づたいの道を登って行けば
よいに違いありません。橋を渡る前に左折して川上の方へ走って下さい。
あとは、案内板でわかると思います。

終点?にも金作原というポイントがあるわけではないので
ここが金作原ですよ、という看板はありません。
35分~45分くらい走ったら、道が二手に分かれるところが
あります。そこに金作原まで0.2kmという案内標識があります。
そこへ、車を停めて、0.2kmくらい歩くと写真右の、ヒカゲヘゴ
の群生するポイントがあります。ヒカゲヘゴは背が高いので
振り向かないと、気づかずに通りこしてしまいかねません。
もう少し先まで歩いて散策したら、引き返して車に戻ります。

このポイントに至るまでの林道や、未舗装の尾根道もゆっくり
観察して下さい。「縄文時代に来たみたい」です。エンジンを
止めるとセミの声に混じって、いろいろな鳥の声なども聞こえ
ます。「窓って、どうやってあけるんですか?」

説明が案内板よりわかりづらくなりました。
ガイド付のツアーの業者さんに予約するのも良いかもしれません。
宿まで迎えに来てくれます。ガイドブックやインターネットで探して
お確かめ下さい。




龍郷町戸口(たつごうちょう とぐち)平行盛、画家保忠蔵

2004年07月10日 | 歴史 民俗
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龍郷町戸口(たつごうちょう とぐち)に行ったのはきのう。

名瀬から空港方面へ向かう国道を15分ほど走ると、右手に
ディスカウントストアーがあります。その先の信号を右折
すると戸口に行けます。集落入り口のこんもりとした山の
形が印象的です。東京のひとが見ても「なぜか、懐かしい
感じ」がするそうです。真っ直ぐ行くと海。右に曲がって
集落のメインストリートが左にカーブしたら、写真の
平行盛(ゆきもり)神社が現れます。道はすぐまたカーブ
して山に入ります。「この在り方がいいですね。」 「?」
奄美にもあります、平家の落人伝説

戸口といえば、画家の保忠蔵(たもつちゅうぞう)の出身地。
大正時代に日本を飛び出し、各国を歩き、ニューメキシコ州
サンタフェでなくなったという「歩き続けた画家」です。
「何もいらない―歩き続けた画家保忠蔵の足跡」 
出水沢藍子(著)

「何もいらない」は方言で「ヌシュマイラン」 。

教育テレビで?(とりあげられたらいいのになあ)と思います。


アメリカ、波瀾万丈といえば、喜界島出身の大工の徳さん
上園田徳市さんの「フリムン徳さんの波瀾万丈記」という
本もあります。
「フリムン」は方言です。

奄美を本で知りたいというページに載せました。










大島海峡、海底のサンゴ。

2004年07月08日 | 観光ポイント

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マングローブ原生林から
30分ほどで、古仁屋港。途中の峠で見渡した大島海峡です。
途中、寄り道したかったけど、帰りに時間をみて行くことに。

「太平洋と東シナ海の特徴を併せ持つ」、この大島海峡は
多種多様なサンゴを育みます。

半潜水式水中観光船 マリンビューア せと に乗って
「映像や言葉では言い表せない」別世界を体感しました。
乗り場近くの生協でまろ茶を買えば海中で飲めます。

マングローブでは、はずかしそうに首に巻いていた、日焼け
対策の白い手ぬぐい。このころは、頭から・・・。

「すっごくオシャレな」熱帯魚がたくさんいます。

実際の色はこんな色ではないのですが、
写真だとなぜか・・・。やはり別世界。


マングローブ原生林、カヌー川くだり。

2004年07月07日 | 観光ポイント

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名瀬と古仁屋(車で約55分)の中間点あたり。
住用村の住用川と役勝川の河口のマングローブ
原生林をカヌーで下ります。
観光客の利用者が増え、地元の人も行くように
なりました。

時々、新聞などで、「地元の人は奄美の
自然のすばらしさをもっと認識してほしい」
などといって「オコラレ」ています。


名瀬市古田(ふるた)町の国道、島尾敏雄の小説

2004年07月06日 | ドライブ

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「県立って沖縄じゃなくって、鹿児島県立ですよね。」
「加計呂麻島でも見ました。呑之浦。ガイドブックで。」
でもここは名瀬市古田町の国道58号線「古見本通り」。
島尾敏雄の小説『日の移ろい』中公文庫(続もあります)
に、この界隈のことも書かれています。
ブログじゃなっくって日記形式。結構毎日書かれている。

田中一村と同じ時期に奄美にいたはずです。
詳しくは、こちらのサイトなどで調べて下さい。

この道の先は、住用村マングローブ原生林、
瀬戸内町、海中公園(グラスボート)、古仁屋港
からフェリーで加計呂麻島に渡ります。


おばあちゃん、東京の孫にラーメンを送る。

2004年07月05日 | インポート
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奄美では昔からよく売れているインスタント麺のひとつです。
(もっと広い地域で売れているのかもしれません)
あっさりした塩味で人気です。

東京に進学した孫が「送れっち、いって。」と言って、
おばあちゃんが買いに来てくれました。
「東京ちば何でもあるち思えば、あげー、よのなかねー」と
言って「島唄のレコード(CD)も送りまい。」だそうです。

宅急便の箱がいっぱいになるまで、他にも何か南海日々新聞
くるんで、送らんばいかんねぇ。


奄美の食べ物なら紹介するものが他にあるだろうに、といわれ
そうですが、いっぺんにはできそうもありません。






神はテゲテゲ?ノボタンの花びら。翔ぶが如く

2004年07月03日 | 植物

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ノボタンの花びらは普通5枚だと思っていた。「6枚」を見つ
けて、めずらしいのかも、と思って撮りました。「5枚」も撮ろう、
と思って探したら、「4枚」が見つかった。これは、「5-1枚」
ではないと思ったがどうだろうか。
しばらく走ったところで、「7枚」をみつけた。
「8枚」はあきらめた。

花びらの形や重なり具合などもまちまちだが、みな
ノボタンに違いない。

「神様もテゲテゲに創った?」

「テゲ」ってどういう意味ですか?沖縄でも『テーゲー』
とかいいますよね。」

「奄美では、悪い意味の『いいかげん』という意味に使われる
ことが多いけど、『テゲは大概ということ』と司馬遼太郎の小説
にあったと思う。」
文春文庫 翔ぶが如く 「八」 二十三日の木葉 189

上司は細かいこと言わず、大本だけを示し、・・・・「あとは帰って、
実際に本で読んだあんたはクァンシン。」というふうなことか。

だから「テゲテゲ」は奄美だけではないのですね。

話が分かりにくくなったついでに考えた。テゲテゲなのは神様
ではなく、ノボタンか?。それとも・・・。


クワズイモとポトス。

2004年07月01日 | 植物

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ヘゴの隣に生えていた。ポトスともクワズイモとも似ているので
そのどちらでもないかも知れないと思っていた。両者ともサトイモ科
だと聞いて、ポトスだと思うことにした。崖下から、道路脇を補強した
コンクリートを登って、車に惹かれそうなところで、日を受けている。
全体が盗掘される恐れは少ない。葉の大きさは親指と人差し指を広げて
二つ半くらい。艶もある。

ポトスの和名は黄金カズラ。観葉植物の代表格として人気もある。
一方、クワズイモは茎の汁に触るとヨゴヨゴ(かいかい)するし、名前も、
毒抜きをしてまで食べる気がしないという意味だと思う。

しかし、最近クワズイモも観葉植物として人気があるという。
一村の画が影響しているのだろうか。

実もなります。クワズイモ↓。東京あたりでも生るそうです。
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