カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

甘樫丘から

2005年02月15日 | ☆ ふるさと・大和

かさかさと落ち葉を踏んで、甘樫丘に登る。
184mのこの丘の上に、蘇我蝦夷,入鹿親子が豪壮な邸宅を建てていたという。
乙巳の変で入鹿が殺された後蝦夷が邸宅に火を放ち自害した。
そんな政変の悲しい歴史を偲ぶ由もない。
長閑な林を縫って頂上に向かう列が続く。



頂上の展望台で休憩する。
大和三山がこの地点からよく望める。
香具山の後方には吉野の山並みが連なりを見せている。
畝傍山の背に、二上山も姿を現している。
飛鳥の中心である甘樫丘は、神聖な山とされていた意味が分かるような展望である。
MBSの中継車があり、ここでも、中継のためのイベントが計画されているが、本隊が来るまでに小休止を終え、丘を下る。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする