「ノキシノブ」は漢字では、「軒偲ぶ」でなくて。「忍ぶ」となっている。
文字面から、「偲ぶ」は、人を思う心で、優しさを感じる。
しかし、「忍ぶ」は心の上に、刃が乗っかっていて、怪しげである。
藁屋根の朽ちた古屋とか、手入れのされない古木に遠慮がちに垂れ下がっている、「ノキシノブ」には、風情がある。
しかし、我が物顔に場所を占領するのは頂けない。これは、心の上に刃を翳しているとしか思えないのもである。
先日行った西吉野の山で、古木に、ノキシノブを見た。それは、通常のノキシノブより、かなり短い。
帰ってから、「四季の山野草」で調べて見ると、「ヒメノキシノブ」であることが分かった。
「姫軒忍ぶ」小さい種類だから名づけられたのだろうが、イメージが変わってくる。
文字面や、命名から読み手に伝わる印象の違うのが面白い。
文字面から、「偲ぶ」は、人を思う心で、優しさを感じる。
しかし、「忍ぶ」は心の上に、刃が乗っかっていて、怪しげである。
藁屋根の朽ちた古屋とか、手入れのされない古木に遠慮がちに垂れ下がっている、「ノキシノブ」には、風情がある。
しかし、我が物顔に場所を占領するのは頂けない。これは、心の上に刃を翳しているとしか思えないのもである。
先日行った西吉野の山で、古木に、ノキシノブを見た。それは、通常のノキシノブより、かなり短い。
帰ってから、「四季の山野草」で調べて見ると、「ヒメノキシノブ」であることが分かった。
「姫軒忍ぶ」小さい種類だから名づけられたのだろうが、イメージが変わってくる。
文字面や、命名から読み手に伝わる印象の違うのが面白い。