
この積み藁を、私たちは小さい頃から「すすき」と呼んでいた。
今でも、この風景に出会うと、一緒に行った友人は、
「あっ!すすきや。」とすぐ言葉に出た。
どんな、漢字を書くのか調べてみたが分からなかった。
小さい頃どの田圃でも刈り取りの終わったあとに見られる風景だった。
それが今では、このようにどの田圃にも積み藁を見るのは、やはりこの辺りでは明日香稲渕地区だったのだ。
積み藁は、農作業や、疂屋さんとの契約など、藁としての活用をしているとの事である。
秋に賑わった案山子路も今は誰もいなくて静かだ。
1体だけ残された大きなお相撲さんの案山子だけが、積み藁のある風景の中で、孤独な早春を迎えている。
