何度かお参りし、願いを込めてお百度を踏んだ事がある。
今回は病気と関係なくブラリとドライブで訪ねたお参りである。
「石切さん」と親しみを込めた呼び方をしているが、正式名は石切剣箭(つるぎや)神社で、霊力のある剣と箭(矢)をご神体とする。
その後ろ(参道側)のガラス張りの向こうに驚きのものを目にした。
ガラス越しの写真のため分かりにくいが、巨大な石炭の塊である。
炭鉱の町として栄えていた、夕張市からの奉納である。
財政再建団体の指定を受け、夕張再生を図るための報道を、このところテレビでよく目にし、市民総出で努力されていることに深い感動を覚える昨今であるだけに、嘗ての石炭産業繁栄の姿を留めるこの奉納品に胸の熱くなる思いがした。
石切夕張神社 が 北海道夕張市に「関係社」として存在している。
このような関係で、夕張観光協会から、昭和59年に奉納されたものだろう。
このたびの石切さんで一番印象に残ったのはこの「石炭塊」だった。