カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ショウジョウバカマの群落と出会えた 葛城山

2011年05月07日 | ☆ ふるさと・大和
「ショウジョウバカマはキャンプ場の傍ですよ。」
昨年、そう聞いただけでキャンプ場付近を歩いたが見つからず、心を葛城山に残しての下山だった。
そういう記事を書いたとき、葛城山、金剛山を歩きつくしている、hawksさんが、来年はショウジョウバカマの群生地へ案内してあげましょう。ロープウエーの駅で待ち合わせれば、きっと分かるでしょうから」とコメントを返してくださったので楽しみにしていたら、地震の前日東京へ転勤になって、今年もまたショウジョウバカマとは出会えない年になるのかしらと、カタクリを見た後キャンプ場へと歩いていった。



ショウジョウバカマについて、季節の花300には次のように書かれている。
ショウジョウバカマ
・春、山野のやや湿ったところに咲く。
・ピンク色の可憐な花。白いのもある。
・広がった葉っぱは、冬の間は紅葉し、
暖かくなると緑色に変わる。

・”猩猩”は中国の想像上の動物で
猿のような顔をもち、毛は紅色。
「大酒飲み」らしい。
花をこの”猩猩”に見立てて、
葉を袴(はかま)に見立てた。』

「大酒のみ」のイメージはこの花を見ていて湧いてこない。
麓と10度違う葛城山はまだ春先といった気温で、この日も12,6度と山頂駅の温度計が示していた。
春に先駆けて咲く可憐な姿と色は、カタクリの花とともに可愛い少女のイメージの花である。
そんなことを思うのは私だけかもしれないけれど・・・


デジブック 『ショウジョウバカマ』


コメント (6)
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