いろんな種類の風鈴を一つ一つ見ながら、そして音に心地よく酔いながら、亀の池を右に見て、奥へと足を進めます。
美しい植え込みの庭、円空庭が奥座敷から眺められる、茶房「おふさ」があります。
ここでは、大和の懐かしい品のお土産なども販売しています。
全国の風鈴製作地の大領的な風鈴を、買い求めることもできます。
見るだけでも、この赤い絨毯のお部屋で数々の風鈴を楽しむこともできます。
何年か前に買った南部風鈴もあります。
我が家の風鈴も家の軒先で健在です。
茶房では、私はいつもバラのジュースを頂くことにしています。
境内を歩いてきて丁度飲み物が欲しくなる時、縁側に腰を下ろして、庭木にに吊るされた風鈴の音に耳を傾けながらバラの香りのするジュースは美味しいものです。
今年はこの茶房に「ナカニシカオリ」さんの素晴らしい切絵が展示されています。
その作品を丁寧に鑑賞するのも、心豊かな芸術の世界に接するひと時を持つことができました。