カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

なばなの里 その4 ジャカランダ

2012年07月11日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
涼しげな小川の畔のばら園を散策していました。

一本の高木に咲く青い花を見上げる人たちがいます。
山藤や桐のような紫でなくブルーの花が緑の葉っぱから、まるで顔を覗かせているように、密集して咲いている珍しい木です。

この木の説明板がありました。
日本ではこのように珍しい木の花の開花のときに、出会えたことはとてもラッキーなことだと、一緒に見上げていた人と話しながら、暫く見上げていました。

「リスボンのジャカランダ」
リスボンのエドヴァルド7世公園にはジャカランダの立派な並木があるそうで、その様子を想像して美しい異国の街路に思いを馳せました。




どんよりした空に向かって、元気に枝を伸ばし、美しい花を咲かせて待っていてくれたような、ジャカランダの花との始めての対面も、今回のいい思い出になりました。

     
この季節何処にでも咲いているアガパンサス、紫陽花、花菖蒲ペチュニアなどが、庭園をどの角度から見ても美しく見えるように植栽しているのも、全てが癒しの場にあるようで、日常の多忙さなど全く忘れて楽しむことができました。

園内の行きたい所の散策を十分し終えて、長島温泉ホテルオリーブで昼食をしました。
約130名が、各支部ごとに席に着くときの光景です。
高齢者の会であることや、足に故障のある人のために、椅子席の用意もちゃんとしてくれてありました。
ホテルの配慮もさることながら、係りとして計画運営に当たってくれた人も大変なご苦労だったと思います。


料理長からの献立表を見ながら、この土地の食材を生かした美味しいご馳走を味わい、楽しい昼食でした。




昼食時間は、12時30分~14時30分までとずいぶんゆっくり取ってくれてありましたが、なんだかあっという間に過ぎてしまいました。
ホテルの前で来た時と同じように、3台のバスに乗りますとホテルの人たちが、ずらりと並んで見送ってくれました。
バスに乗り込むその横に、カサブランカが、まるで私たちを見送ってくれるように、豊かな香りのプレゼントをしてくれました。


コメント (8)
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