昨日頂いたコメントで、夏越の大祓の日に「「水無月」という和菓子のことを教えてもらって、京都の食文化であることを知りました。
「水無月」という和菓子が店頭に並んでいるのを、いつかどこかで見たような気がしましたが、それは和菓子の名前であって、年中行事の日の今日「夏越の大祓」の日に厄祓いの願いをこめて外郎ういろう)生地の上に大粒のあずきを載せた和菓子を食べる習いは、京都の夏の風物詩だとのことです。
昨日は茅の輪くぐりをしたので、今日はどうしても「水無月」を食べたくなりました。
橿原市の和菓子屋さんへ行きました。
お店には水無月が積み上げてありました。やはりこの近くの人たちも、京都の食文化が浸透しているのでしょうかしら。
手前のは、外郎が抹茶で、上には大粒のインゲン(?)、小豆の載っているのは、台の外郎がオーソドックスな白です。向こうのはあんずが載っていて台は白の外郎です。
仏壇にお供えして夕食後頂きました。上品な甘さです。
もともと外郎が好きなので、この美味しい水無月の力で、この夏を乗り越えられますようにと、これから先の夏越の大祓には、また楽しみが一つ増えたように思います。昨夜コメントをくださった耕心舎さんに感謝です。