梅雨の晴れ間の頃になると、私は三輪へおそうめんを買いに出かけます。近くのスーパーにもコンビニでも、おそうめんは売っていますが、三輪のおそうめんとは、このお店の天井からつるされた「細く長いおつきあい」そのもののような、拘りの好みに合った品があるからです。
そうめんならどれも同じだという人がいますが、のど越しの良さは、相性がいいとでもいうのでしょう。
私が長いお付き合いをずっとしたいと思っているそうめんのほかにも、さらに高価なのもあるのですが、いろいろ買って試しているうちに、やはり今日買ったのが、何年か続けて買っているのを変えようとは思いません。
季節になりますと、配達注文のお知らせが来るのですが、私はこのお店の雰囲気が好きなのと昼食時間くらいに行きますと、レストランでもそうめんを頂けますので、庭の緑の見ながらのおそうめんは、実においしいので、それも三輪まで行く魅力になっています。
でも今日は朝からお墓参り、ご先祖様のお引越しの時の、前のお墓の土に覆うように般若心経五巻を写経していたら、もうお昼時になってしまって、三輪さんでのそうめん昼食は諦めて、近くのスーパーで買い置きのそうめんで大急ぎの食事をして出かけたのは二時を回っていました。
お店の奥の談話室の窓際にある、このそうめん干しのカーテンが、大のお気に入りです。まるで絹糸のようなそうめん干しは、インテリアのようにいつもの所にあって、それを見るとなぜか心が落ち着きます。
床に近い部分をカメラのレンズを通してみると、ほんとに綺麗な白糸です。ここでは見本として定位置にありますが、室内干しとか天日干しをする広い環境が整っているのでしょう。
今日も、工場見学らしい学校の名札が立て看板にいくつか立てかけてありました。
買い物を済ませて外に出ますと、梅雨の晴れ間の青空が晴れやかです。ここしばらく毎日のように、地域によっては強い雨が降ったり雷注意報が出ていましたが、今日は一番いいドライブ日和でした。
大神神社にもお参りしてきたかったのですが、夕方の家事の時間には間に合いそうもないので、また別の日にしました。
早く帰ってよかったのは、橿原市に住む孫夫婦が来ていたのです。虫の知らせのようなタイミングで、待っていてくれました。
やっとPCを開けることができたのは、多分八時を過ぎていたような気がします。
すごく忙しい日でしたが、どの時間も充実した時間だったと言える気がします。
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