市の美術協会展の案内状を写真部の方からいただいたので、観に行ってきました。
暑い暑いと嘆いているよりも、ここに来ますと気分すっきりいい作品をたくさん見せてもらえました。
最初に書道の部屋へ行きました。それぞれの作品が、長年積み重ねられ、磨かれた素晴らしさに感動を頂きながらの鑑賞でした。
現役の時も頑張っていらした人の作品が、退職後もより一層腕を磨いておられる作品を見ながら、道を深める努力の素晴らしさを感じました。
室内灯と窓の外からの明かりで、私のカメラの腕は、皆さんのいい作品をうまくとらえることができません。
「いいな!」「いいな!」の連発で、好きな写真の前では足が釘づけになってしまいます。
私のようにブログ用にデジカメで「チョン」なんて言うのではなく、綿密に対象物を捉え、アングルを慎重に決め、光をいかに捉えるかじっくりと撮っていらっしゃるのは、とても勉強になりました。とはいっても、芸術作品を創るのでない私の写真はいつまでも変わることはないでしょう。
絵画の作品で私が惹かれたのは、先日の旅行でのスケッチ作品でした。もちろん大きい作品を出していらしたのですが、それらが生まれるまでのわずかな時間のスケッチを、このような作品展に展示される構成の仕方に、惹かれました。
作品や旅の思い出をメモ的に記した添え書きも、いいものでした。絵画には全くの素人の私ですが、大作が生まれるまでの道筋のような燃焼の場を見せてもらえたことはとても、よかったです。
協会展では、その道で一生懸命取り組んでいらっしゃる何かが、鑑賞している私の中にいい時間として印象的でした。
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