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カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

みんな・みんな・おはようさん  我が家周辺早朝

2014年06月03日 | 我が町

 

 

 宵ぱりの朝寝坊の私がこんなに早朝の目覚めは珍しいものでした。

縁側のカーテンを通して夜明けの様子がうかがえる時でした。

めったにないこんな時を逃さないですぐ起きだして、裏へ出てみました。まだ太陽は東の山から顔を出していません。

でも辺りはもう朝の明るさが始動しています。 

 

日ごろは煩わしく鬱陶しい裏の耕作放棄田の萱の葉も、今日1番の日に照らされて、元気さだけが十分アッピールしています。

 

田植えのために上の池から順に田に入れていく水が、今ちょうど私の家の周辺の田に順番が回ってきたのでしょう。水の入った田に金剛山が映り込んでいます。水がもっと美しかったら空の色も美しいでしょうが、水藻が田の表面に浮かんでいるのが、玉に傷です。

 

西の方へ歩いていきますと、道路の向こうの家々にもう太陽が差しています。

 

振り向けば、今出てきた家の上に日が昇っています。田に浮かぶ朝日が光の柱を伸ばしています。

 

水の入ったどの田にも、公平に太陽はその姿を映しこんでいます。こんな水田の様子が見られるのは、ここ1~2日です。朝食が済んだ頃から機械の音で田は賑わい、夕陽が山に入るころには、もうすっかり田植えが終わっていることでしょう。そして終日田植え機の音がどこかから聞こえてくるのもこの頃です。

田植え機を使っているのは高齢者の方が多いように見えます。土曜や、日曜には、後継者のある家の田には、若い人も見られます。

このように田植えの行われるところは、家の人たちも嬉しい時でしょうが、耕作放棄田を見ていますと、「おはよう」と元気な声をかけるのも躊躇われてしまいます。

私の朝の挨拶は、朝日を浴びたものすべてへの挨拶です。こんな時間誰も外に出ていません。

 

コメント (4)
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