カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

馬見丘陵公園 華やいで

2015年11月21日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

公園館前の「やまと花ごよみ2015」の植え込み表示に、何の花も植えてない時に訪れたのは初めてだった。

今日のブログのテーマは「華やいで」となっているのに、こんな花や木のない画像をトップに持ってきたのでは、中身が危ぶまれそうである。

 

 

2~3日青空から見放されたようなお天気だったのが、この日(11月20日)は素晴らしい秋晴れとなた。

私と友人のKちゃんが、どこかへ掛ける時にはきっとお天気が味方をしてくれる 。

  

花の道に歩き始めた時、目の前の道路が綺麗な落ち葉道になっていた。

ケヤキの葉が敷き詰められたような植え込みもある。

靴の裏でサクサクと踏む落ち葉の感覚が、とても気持ち良い。

 

 

ダリアの広場はもう花がないだろうと思っていたら、この大きい赤いダリアが、すべて切りとられてしまった花の最後の代表者のように、高く大きく赤々と咲いている。

 

             

画像をクリックして大きな花をご覧ください。

ここには大きな花が、「私の出番はまだあるよ。」といったように華やいでいる。

 

 

さらに赤いダリアの近くに、薄紫の皇帝ダリアが、見事に咲き誇っている。

これこそ今の時期の「馬見丘陵公園の華やぎ」の代表的存在である。

 

 

皇帝ダリアは青空によく映える。 

 

 

車で走っていると、住宅の塀の中から背伸びをするように、咲いているのをよく見かけるが、この広い公園の皇帝ダリアは居場所を得たように実に伸び伸びと、ダリア園のあちこちで、にこやかに華やいで咲いている。

 

 

木立のダリアだけれど、花は上に伸びた沢山の枝のそれぞれに咲くので、支えがないとどちらかに傾きそうである。

  

 

こんなに密生して咲くのだから、しゃんとしているのはずいぶん我慢づよう幹なのだと、支柱のない花に声掛けしてやりたくなる。 

 

冬枯れの公園になる前の、小春日和の公園散歩は、散策する人が沢山いるし、ウォーキングやジョギングの人も多い。

広々とした公園を、花を楽しみ、鳥の囀りに耳を傾け、気がかりなことはすべて美しい自然の中に吸収してもらって、

「今」を大切に毎日過ごしていきたいことをあれこれ語り合いながらの4回目の成人式を迎えるような意気込みの、おばさん(ばあさんとは思わない)二人も、公園の華やぎの点景である。

コメント (4)
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