カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

おおさむ こさむ 山から 小僧がやって来た

2015年11月26日 | ☆季節

 

 

昨日も寒かったけど、今日はもっと寒い。

タイトルの「おおさむ こさむ 山から 小僧がやって来た」

これは童謡でもない。小さいころ祖母が節をつけて歌ってくれたのかもしれない。

雲に麓を巻かれた山見ていると、「寒さ」という小僧があの雲の幕を持ち上げてやってきそうな気がする。

 

 

明日お天気になったら、今日見えていない大台、大峯の山並みに白いものが見えるかもしれない。

 

 

雲間から覗いた青い空は、たったこれだけ。

しかもすぐ雲に隠されてしまった。

寒い 寒い

 

 

 

  

時々しぐれが通り過ぎていく。

山茶花はその冷たい雨を花弁に精いっぱい受け止めている。

冷たいでしょうね。

  

表鬼門に植えてある柊は、今花盛りだ。

小さい花が片寄せ合って咲いている。

しぐれの通り雨は、柊の葉にも花にも雨粒を宿していない。

冷たい雨は追い返されてしまうのかしら。

 

先程庭に出ると、あんなに曇っていた東の空が明るいところがあった。

早速カメラを持って、寒さに負けない気合を入れて待っていると、黒い雲間から月が顔を出した。

満月だ 月齢カレンダーを見ると、満月だった。

あんなに雲に覆われた空だったのに、何かいいことがありそうな気がする。

暫く見ていると黒い雲が出てきて月を覆い始めた。さっき見た綺麗な満月のイメージを壊したくないので、すぐ家に入った。

 

コメント (6)
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