ピンボケの写真になってしまったが、フライパンに少しサラダオイルを敷いてくっつかないように焼くので、傍を離れることができないで、焼け具合とにらめっこである。
先に焼いたのをアップしたが、じつはこの「こっぱ餅」天草から頂いた、とても素朴な昔懐かしい味がぎっしりと詰まったような郷土のお土産である。
「こっぱ」とは干し芋(さつまいも)のことで、こっぱともち米、三温糖を丹念に搗きあげた、天草伝統の餅菓子で、焼き方に拘らねばならないことが焼いているうちに分かった。弱火でこんがりと焼き上げるのが、お餅のまろやかな甘味を味わうことができる。
このような素朴な、幼い頃が蘇ってくるような懐かしい味の餅菓子を、以前一度頂いたことがあった。それはもう10年近く前のことで、佐世保から頂いた「かんころ餅」で、その時もとてもほっこりとした懐かしい食感を、いつまでも忘れることができなかった。多分、さつまいもともち米を搗いたもちがしだったのだ。
天草と佐世保の共通したような郷土自慢の餅菓子を、美味しく温かい気持ちになっていただいている。
琵琶湖マラソンを見たい日だったが、親戚の法事に行かなければならない時間が来たので、スタートだけを見て、後は帰ってから結果を知ることになるだろうとお寺に行った。
琵琶湖マラソンのコースは、何度もドライブしているコースだし、出発の時大津港では、噴水が上がっていた。この噴水は夜には色彩の美しい夢噴水となるのを暫く見ていないなぁと、出かける日が欲しく思う。
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コメンとありがとうございました。
鹿児島ご出身なのですね。
やはり九州では、干し芋のことを、「こっぱ」というのですね。昔の人の生活の知恵から出来上がったお八つなのでしょうね。
それが、今名産としてこうしたお土産、(孫のお嫁さんのお里から)とても懐かしい味がします。