自家製シャーベット

知人から沢山の桃が、宅急便で送られてきた。
箱の蓋を取ると、甘い香りが広がる。赤ちゃんの産毛のような桃の肌。そっと触れると柔らかい。もう食べ頃になっている。

包丁で皮を剥こうとしたら、スルスルとはがれてくる。瑞々しい果汁が指に伝う。熟れて飛び切り甘い。

冷蔵庫に入らなかったいくつかを、この甘さのままで、一つずつ一口に切って小さいタッパに分けて入れる。それを冷凍室に・・・

添加物のない自家製シャーベットの出来上がり。
カンカチに氷っているので、暫く自然解凍しておいたのが、口の中で、シャキシャキして、実に美味しい。暑い午後のお八つは、この桃シャーベットで間に合う。
甘味料の取り過ぎを気にすることもない。