新しい山門が出来ていました。
正門は昔からの古い門で、音無川に面して建つ趣のある門ですが、開かずの門となっています。
受付から見ると、国宝の梵鐘のある鐘楼と新しい門が並んで見えます。
手前には満開のヤマブキとシモクレンが、迎えてくれます。
誰もいない静かな境内が、落ち着いた気持ちにさせてくれます。
残りに桜が、花吹雪となって、降りかかるのが嬉しくて、暫く立ち尽くしていました。
1本の馬酔木の木の花がびっしりと咲いて重いくらいに、枝に下がっています。
この時期に栄山寺に来ることが無かったので、驚きました。
桜だけでなく散り椿も、小さな池の面を覆っています。
楓の若葉が桜にとって代わろうとする、季節の変わり目がいい感じで好きです。
寺の創建は719年藤原南家初代武智麻呂です。
本堂前の石灯籠は重要文化財に指定されていて、栄山寺形と言われています。
国宝八角円堂
藤原仲麻呂が、父母追善供養のために、天平宝字年間に建立したと伝えられています。
八角円堂の周りには、名残の桜が時々吹いてくる風に、舞い乍ら境内に白い花を咲かせています。
こんなにたくさん花が咲いているなんて知らなかったです
いつもブログを拝見して楽しんでいます、ありがとうございました
長年、この地でもっと大切にされていれば、きっと国宝の値打ちとしての歴史的なことが、有名になっていたことでしょう。
紅葉の頃と、ヤマブキの頃には多くの人が訪れられるようです。