高く澄んだ真っ青な空。 午前中はずっとこのような空でした。 早朝から裏の田圃では、収穫の歌が流れています。調子よく動くコンバインの音です。時々コンバインのおじさんが、隅の方の田圃の縁を鎌で刈っているおばあちゃんに、大声で何か言っています。 午後から天気が崩れて、明日から暫くはこんないいお天気の日がなさそうなので、絶好の農作業日をフル活動です。
今年の稲はよく実っています。 水の欲しい時はよく雨が降りましたし、高温続きの真夏は実りをよくしたのでしょう。
隅々までコンバインが刈り取りやすいように、前もっておばあさんが鎌でこのように刈り取っています。
台風の時期にならないようにこの頃の、稲は早稲の品種の栽培がこの地方では多いようです。 だから今日は田圃のあちこちからコンバインの音が聞こえてきます。 無味乾燥な音でなく、収穫の喜びの歌のように思いながら、時々窓の外を見ていました。
刈り取ったお米は青い袋に入り、藁は細かく切って田の土に返し、来年の田の土造りの一端を担うのでしょう。
お米の入った青い袋をはずしています。
こうして道路に出しておいて、一枚の田を刈ったら、軽自動車で集めて回り午前中にすっかり。この近くの稲刈りは終わってしまいました。 あちこちに点在する自分のうちの田の、稲刈りが済むまでは、まだ日が掛かりそうです。 稲刈りは天気とにらめっこをしながらの仕事です。 晴れても雨の後だと、コンバインの操作に不都合が起こるので、土が乾いた時が勝負のときだそうです。
午後から買い物などで外に出ていました。 帰ってきて裏に出てみますと、稲刈りはすっかり終わって、行儀よく並んだ稲の株が綺麗な列を作っていました。
ラジオからは気象情報が度々流れ、雷雨や竜巻の情報も出ていますが、こちらはまだ雨は降ってきていません。 今にも降りそうなそれですが、降らないうちに稲刈りが済んでよかったなぁと、他所様の田のことながら、ほっとした夕方です。
まだ今年になってから見ていないのですが、そのうちあぜ道をぱっと彩るでしょうね。
稲刈り跡の切り株がいいですね
切り株の面積が増えていきます。