このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向山 もみぢの錦 神のまにまに 菅家(菅原道真)
百人一首の中から、菅原道真の作を選んで、「紅葉の錦」と詠われた晩秋の手向け山八幡宮に、先ずお参りした。
神社の横に、管公の腰掛の岩があり、そこに上の詠が碑に彫られ、いろは紅葉が優しく枝を翳していた。
拝殿前の能舞台から神殿の色とりどりの、紅葉を観る。
石段下の境内を、紅葉を愛でながら修学旅行生が行く。このような美しい時にここを訪れたことが、いい思い出になることだろう。
ここにも錦織り成す光景が広がる。ことに公孫樹の鮮やかな黄色は、楓の紅葉とはまた違った眩さがある。
大銀杏の黄葉は見事としか表現できない。古代の人たちもこの彩の手向山をこよなく愛でたのが、上の詠でもよく分かる。
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コメントありがとうございました。
昨日は小春日和だったのですが、今日は大嵐で、雷注意報も夜7時前にやっと解除されて、今は安心してPCを開けることができました。
嵐は、関東方面へ行くようですが、どうかお気をつけください。
紅葉の奈良公園は広いものですから、1箇所に大勢押しかけるような状態でなく、静かで趣のある場所を思い出しながら、1日中奈良散歩でした。だから歩数も増えたのです。
1日に訪ねた所を場所別に何日かに分けたいと思っています。
高畑のずっと上のほうに1日駐車して、有意義に歩き回ることのできた日でした。
コメントありがとうございました。
テレビの県内の紅葉情報を見ますと、奈良公園は散りはじめとなっていましたが、行ってみますと、なかなかそんなものでなく美しさ真っ盛りのところが沢山ありました。
学生時代に大好きだったところを、今回は思い出辿りのつもりで、「紅葉散歩」とテーマを決めて元気になった自分を確かめるようなつもりで、歩きました。
沢山歩いたのに、疲れは翌日まで持ち越せませんでした。
嬉しい発見です。
神の手、道真公の手向けのような造作です。
中学校の奈良修学旅行はモノクロ写真でした。
この生徒たちはカラーですね。幸せです。
いつまでたっても色彩として思い出が残るでしょう。
歩数。負けた24日でした(笑)
修学旅行生も楽しそう、
歩数もすっかり元に戻りましたね、