カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

酷暑に対処 せめて風鈴の音色で

2010年07月26日 | ☆ ふるさと・大和



<酷暑に対処 せめて風鈴の音色で>
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藤原宮跡の帰りに、すぐ近くにあるおふさ観音へお参りした。
今年になって2度目であるが、ここは何度来てもいろんな風鈴の音色が楽しくて、また来たくなる。
開催初日だったので、あれから風鈴も増えているし、飾り方にも変化がある。
短冊にそれぞれの願いを書いた風鈴が目についた。
昨年は私も吊るさせてもらったが、今度行った時には、お願いを風鈴に託そう。



上野運動公園でウォーキングをしている時、友達から電話が入った。
「今どこにいるの」
「上野で歩いてる」
「暑いのにがんばっとるなぁ。熱中症にならんように。お水、持ってる?」
「1kmごとに補給してるよ。」
「無理しいなよ。」
そんな会話の後、5kmを歩き終わって、クールダウンをしている時、「差し入れ」と言って、「自分のを買うとき、ついでに買ってきたよ。」
近くのスーパーで買って「土用丑の日」のお昼のお弁当を持ってきてくれた。
肝吸いもついていたので、お昼に友人のありがたさを思いながら頂いた。
ウォーキングをしっかり続ける元気が出たことを電話で友人に、お礼と共に伝えた。
千住~草加
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何事もなくて 十三夜

2010年07月25日 | ★ 日々の呟き

7月24日午後3時2分 南の空
一日の大半を離れの小さなわが城に篭って暮らすようになってからは、終日ラジオをつけっぱなしで聴くともなしに聴いている。
ラジオなら聴きながら何かの作業ができるし、興味のあることには集中して耳を傾けることもできる。
もう一つラジオは雷の到来を早い時間から、「ジ ジ ジ」という音で知ることができる。
雷嫌いな私は、この音がラジオに入ると、パソコンは中止してしまう。
昨日の午後3時過ぎ、定時の放送の途中で、
「ここで、大阪放送局から気象のお知らせです。」のアナウンスの後、「和歌山県全域と、奈良県に竜巻注意報が出ました。」
和歌山県に隣接する奈良県に住んでいる私は、すぐ空を眺めた。
南の空の積乱雲が発達するのだろうか。

北の空も、西の空も綺麗な青空であった。



24日午後5時58分
【月の出 17:391 月齢 12.54】十三夜月 旧暦 6月13日

昼下がりの積乱雲は、紀伊山地に沿って三重県方面へ行ったのか、上層の風の具合で京都府方面へ行ったのか、周りの府県の所々の雨量の酷い所に警報が出ていたが、当地は雨も風も雷も近づかないまま、夕暮れになった。
近府県に出ていた、警報注意報が全て解除されて、日中の暑さをしっかり抱え込んだような夕暮れ時だ。
ふと東の空を見上げると、涼やかな色をした綺麗な月が、暑い下界を見下ろしている。



24日午後5時58分 東の空
月を写してカメラをやや北に振ると、高い空の雲が紅に染まっている。
西の空には雲がなく、ただ空がオレンジ色をしているだけなのだが、西に沈んだ太陽の光が、東の方の高い雲をまだ染めているのは、思いがけなく美しく感じた。



24日午後5時59分
再び十三夜の月を見る。
濡れ縁の軒先に吊るした風鈴の、鮎と十三夜の月と遊ばせてみようと、カメラを構えてみた。
お月様がピンボケだが、三匹の渓流の鮎に追いかけられて、慌てふためいたのだろうとメルヘンの世界を作ってみた。
暑さ凌ぎの夕暮れだった。



 今日からの健康ウォーキングのコース奥州街道(日本橋~白河) 190.2km
日本橋~千住
夕方のニュースで日本橋を大勢で大掃除しているのを見た。そんな日のスタートは縁起が良いとしよう。
コメント (4)
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大和三山と黄花コスモス 藤原宮跡

2010年07月24日 | ☆ ふるさと・大和

694年 から 710年まで日本の首都であったのが、ここ藤原宮である。
平城京に遷都されるまで持統・文武・元明の三天皇が居住した16年間、日本の首都であった。


藤原京は、中国の都城制を摸して造られた日本初の本格的な宮都でした。大和盆地を走る東西・南北の直線道路を基準に大小の道路によって区画され、南北の単位を「条」、東西を「坊」とした「条坊制」という町割り制度が敷かれていたといいます。都の中心、藤原宮は1辺が1㎞の正方形で、面積は約100ヘクタール。甲子園球場の25倍に匹敵する大きさでした
橿原市の観光について調べていると上のように記述されている。
宮跡は今も発掘調査、研究が行われている。
この広い宮跡に、橿原市では、四季折々の花のゾーンを設けて、訪れる人に楽しみを与えてくれている。


デジブック 『藤原宮跡再び』

酷暑の季節です。
まだハスの花の残る藤原宮跡にキバナコシモスが咲き乱れていました。
大和三山と二上山を詠んだ、万葉歌、古今和歌集から、それらの歌を選んでみました。
悠久の時が流れても古代の人の見た山はここにあります。

 完歩 日光街道(日本橋~鉢石) 全長142.8km
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藤原宮跡 花の季節交代へ

2010年07月23日 | ☆ ふるさと・大和

花の季節交代


< 藤原宮跡 猛暑の中の花の季節交代>
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元気なカメラウーマンさんから電話が入った。
「藤原宮跡のハス、いつ見に連れて行ってもらえるかなぁ? 」
忘れていたわけではなかったが、午前中の予定が混んでいたので、ついつい延び延びになってしまっていた。
ハスは朝のほうが良い。
それもできるだけ早朝が綺麗だと、昨日は「ゲゲゲの女房」も見ないで、待ち合わせの約束をした。
心配だったのは、このところの猛暑で、ハスの花の時期が終わってしまっていないだろうかということだった。
確かに私が前に来た時よりも、全体に背丈が伸び、細い茎の並びが面白いほど目立っていた。
しかし固い蕾、開花前の蕾、開花、片花びら、蕊、若い種、硬く変色した実。
このようにさまざまなハスの姿を見ることができ、カメラウーマンさんには大変喜んでいただけたし、私自身も、先日と違った藤原宮跡のハスとの出会いが嬉しく、猛暑日もなんのその、いい午前中の時間を持つことができた。



オミナエシに遊ぶ蝶
広い宮跡の広場には、ところどころに、オミナエシやキキョウの花が咲き、黄花コスモスゾーンでは秋のコスモスより一足早いオレンジ色の帯は遠くからも見えて、花の季節の交代の時期が巡ってきている。
今市~鉢石
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杉の命

2010年07月22日 | ☆ ふるさと・大和

命の息吹
龍泉寺境内本堂の傍にあった杉の木である。
2枚目の画像にあるように、小枝もなくすっきりと上に伸びて、かなりの年月を経た杉だと思う。
よく見ると、かなり前に枝打ちされたような跡もあるけれど、そう遠くない日に、鉈が入ったような跡もある。
その木肌から新しい芽が、伸びてきている。
「すごい!」
思わず声を出した。
木を見上げるとこの下の部分だけでなく、すっくと伸びた幹のあちこちから新芽が出ているのだ。



上はすっきり伐採されたスギ
見上げた上の部分が、伐ってあり、そこから伸びる幹も枝もない。
おかしな表現だが、「チョンギッタ」様な状態である。
後ろの木の葉は別の木である。

なぜ伐られたのか知る由もないが、見ているとこの木の命が芽吹いてくるエネルギーを、
地の下からもらっているのだと思いながら木を見上げた。

大沢~今市
コメント (8)
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