
洞川の龍泉寺境内で、いつも目にしながら見てるだけで、実際この石に触れたことはなかった。
この石について洞川の伝承が下の画像の立て札に記されている。
上下に丸い石がある。
上の石のほうがやや大きいように思う。
どれだけの人の手で持ち上げられたのか、まるでボールのように摩滅している。
最初から丸い石だったのかもしれないけど・・・。

撫でると軽く持ち上がり、叩いて持ち上げると重くなるという、龍泉寺に昔から伝わる不思議な石。
石が持ち上がるか持ち上がらないかで願いの成就を占った、石占いの名残ということが記されている。
私は、石が持ち上がらないと、これを持ち上げる姿勢から考えて、腰を痛めるようなことになるのが心配で、どちらの石も、「優しく・優しく」撫でてから、もう一度上の石をまた撫でて両手で石を持ち上げた。
軽くはなかったが石は、持ち上がった。
願いも、占いも念頭になく、持ち上げて見たい気持ちだけだった。
だから、叩くなんてことは、『持ち上がらないこと』に繋がるとんでもないことのように思えた。
「生きものに心があるように石にも心がある。常にこの石を撫でる時のような気持ちで何事にも接することをこの石は教えてくれているのではないでしょうか」
最後の二行は龍泉寺さまの教えである。
納得しながら、『優しさ』を忘れがちな自分を反省している。
この「おもかる石」は、について調べたら、伏見稲荷・住吉大社・高野山の参道・京都の今宮神社。
関西ばかりだったか、きっと全国にはもっとあるのではないだろうか。