午後7時少し前に、「どん・どん・どどーん」と空気を震わせるような音が、南の方から聞こえた。
閉め切ってあるので、外の様子が分からない上、夕方の天気予報で、奈良県南部に雷注意報が出ていたので、てっきり雷だと思った。
慌ててPCを切って、そのほかの電気製品のスイッチもみんな落とした。
そしてラジオのスイッチを入れると、あの雷特有のノズルが全く聞こえてこない。
そこでやっと落ち着いて、外の音に耳を澄ませると、「どん・どん」の音がリズミカルだ。
雷じゃないと気が付いて、外の灯りの見えるカーテンを引いた。
吉野川方面から、花火が上がっている。とても綺麗だ。
全く予期しない花火だったので、手元にあったカメラで撮ったのが下の画像である。
手持ちでブレブレであるが、とにかく思いがけない冬の花火を、ここに残した。
終日町に出ていなかったので、どんなイベントがあったのか知らない。写真は下手だが、この目で見た花火は思いがけず美しかった。